2006年02月の記事一覧 | 根付、五代目根付師（彫刻家）　昌寛

さすらいの龍（６）

この龍の大きさは、４＊３．５センチぐらいです。だいたいの根付はプラスマイナス１－２センチではないでしょうか。大きすぎてもだめ、小さすぎてもだめなのです。そんな世界の中で生きています。

2006年02月27日

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さすらいの龍（５）

龍とは、想像上の動物で結構でたらめなもの・・・・頭はキリン、胴体は蛇のごとく。手足は、鳥のごとく。また尾っぽは、魚のごとく。まったくてきとうです。今は、だいたい二つにデザインがわかれていますね・・・西洋龍（ドラゴン）とかげをモチーフにしていますね。東洋流こんなもんでしょうか・・・・ドラゴンは、飛龍とデッサンが似ていますなーマーどちらでもいいでしょう・・・想像上のものですから・・・・私も好きに仕上げます。

2006年02月26日

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展示会が決まりました。

昨日、文京区根津の花影抄の主人とお会いしまして、展示会が決定しました。詳しくはあとで載せますが、若手の根付師が４，５、人集まって開きます。お近くに住んでられるかたは、一度手にとって根付を味わってみてはいかがでしょうか？

2006年02月25日

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本日はお出かけ

本日は、３月の展試合の打ち合わせ・・・・親父の知り合いで・・・１２時半にお伺い・・・・人見知りが激しい・・・・・・・・がんばります。結果は夜にでも・・・・・・・・・・・

2006年02月23日

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うなる小刀

本日は、風邪も治り体調がいい・・・・うなるーがりがりがりー、ごりごりごりー体調が悪いときの疑問が解決！こんなときは、削りすぎても直せるんです。調子が悪いときは、木に戻る粘土が欲しくなるー気ぶんやですねー反省

2006年02月21日

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龍龍作ってます。（４）

さてさてここまで来ると、一気に仕上げを！やすりをとって！磨きをかけて！光らせて！そのまま出してしまえｰそなんで物事が成り立つなら今ごろお金持ち？あほみたいなこといわないでじっくりいきましょう！先は長いです。

2006年02月21日

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人物根付も創らねば

私は、基本的に動物屋（どうぶつ、化け物を彫るひと）しかし、業界に人物根付をほれる人が少なくなっているのが現状・・・・・・ほれる人がいても、修行をしていないから根付でない小彫刻が多い。まだまだ勉強。発展しなければ・・・・

2006年02月19日

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龍龍（３）

アートな部分、職人の部分このすみわけは難しい・・・・・多分、形を作っているときはアートきれいに磨いているときは職人アートはセンスだと思う。でもセンスといわれてもなんだか説明がしにくい。直感・・・・？でも直感だけでは創れない。その中に職人というものが住んでいなければ。いまだ発展途上です。

2006年02月19日

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根付の穴

根付で、一番重要なところは、日もとうしの穴ですねー根付を実際につけてみると穴が裏面に来るように出来ています。ですから、反対は表、一番決まっている面でなければなりません。人に見せる・・・・・・・・・そんな気持ちで創っていなければなりません。ですから変なとにところに穴があいている。穴があいていないそんなものは根付でない。

2006年02月18日

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昇竜（２）

「創る前は、２５０万。しかし、削っていくうちに値段が落ちてゆく。」落ちるー・・・・・落ちる・・・・・・腕が悪いのか、はたまた、理想のものが低いのか？いつも考えさせられます。まだまだ先は長い。反省と、開き直りの毎日・・・・・

2006年02月18日

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スミソニアン博物館に行きたい

先ほど、ミクシーで、根付の話をしていたら、行きたくなりましたねー本物を見てみたい・・・日本では、本物はごく少数海外には、何百個もある日本人は、根付というものを知らない人が多い海外では、浮世絵、刀、根付、アニメが日本の文化だと認識されている。なぜだって？物にはルーツというものが広がって創られている。上にあげたものは日本で発祥とされていらしい・・・・・・何故か日本では、保存すらされていないものが多い日本の文化とは？悲しいが、海外でしか本物の根付が見えないらしい・・・・大英博物館でもいい行きたいですねー

2006年02月16日

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昇竜、龍（１）

いつも、「怖いです」材料にはじめて機械を入れるのが・・・・・・頭の中では、理想の龍がうごめいているのにひとつ機械を入れるだけで、現実に戻ってしまう・・・・・・こんな感覚を楽しみながらがんがん進めていきましょう「失敗は成功の元」いい言葉です。今回は、材料に大きさの制限があるもので作りました。テレビチャンピオンに出たときに作った猫の試作品あまりにももったいないので、地球環境のためにもリサイクル・・・・・引き算はがけっぷちに、いつもたっているようです。

2006年02月16日

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戻ってくるかなさすらいの虎（１０）

じつは、虎は、商社にあります。すみません写真とるの忘れました。帰ってきたほうがいい？売れずに？微妙ですねーお見せしたいところですけれども生活もありますので・・・次回から竜の始まりです。期待してくださいね・・・・予約というものも出来るには出来ます・・・そうしたほうが安心かもぜひともいかが？

2006年02月14日

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辰の角が曲がってしまった。

風邪を引いてしまった。押して、仕事をしていたら今作っている竜虎の竜の角が曲がっている。調子の悪いときは休むべし・・・・ろくなものが出来ない。

2006年02月14日

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化粧をする虎（９）

これから、これから、虎さんに化粧をします。目をくっきり出して、指つけて、つめを磨いて、口をあけて・・・・・・・・よく、手足のつめの大きさに気をつけて・・・・・ひとつ、ひとつ仕上げていきます。四代目がよくいいます、木を見て森を見ず・・・・・・・・・・・・・昔は、出来上がったときにそんな言葉を浴びせられてまたまた作り直し・・・四本の足の大きさが違ってたんですねーしかし、そのときには、もう直す気力なんてないんですねーもっと先にいえっツーの確認、確認、確認魂を抜かれる気分・・・・作品に魂を込める疲れることかな？

2006年02月14日

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足跡つけるっていいもんですね

今日は、少々ひまなのでいろんなブログ見させていただきました。３時間足跡つけて僕のところに来てくれた方も１２０件をこえました。多くの方に見ていただきたくこれからもがんばりたいと思います。ビバ・楽天ブログ・・・・

2006年02月12日

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これから虎（８）

あらら、あらら瞬く間に出来てしまった虎・・・このままでは、素人さんの工作。笑われますなー親父とかレベルの高い人は置いといて値段のつけられるものにしなければなりません。買った人が自慢が出来る作品未来永劫に残るもの出来れば家宝になって欲しい。プロですから・・・・・・・・・・・・・このままでは・・・・・・裏もはっきりくっきりこれでいいのかな？これでいいのかな？動きがあるかな？最高のものを考えます。

2006年02月12日

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私の理想？

煙草入れに（昔の）キセルをさし自分の根付をつけて人前で一服かっこいいなとは思っていますが、タバコが吸えません。今は自分のブレスと指輪で我慢しています。

2006年02月12日

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今日は恵比寿様の竿つくり

私の神棚にある恵比寿様と大黒様いつも拝んでいます。しかし、つい最近築いたことがあります。恵比寿様に竿がない（びっくり）三代目が創ったらしいのですが・・・竿がないと獲物がつれません。今日作りたいと思っています。材質は、樹脂粘土・・・・手っ取り早いから？そうかもしれません。休みだから・・・

2006年02月12日

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アフリエイトリンクをやろうとしましたが・・

アフリエイトリンクをやろうとして検索をクリック。根付彫刻家なのでその関連を調べましたが・・・・いろいろな置物が根付と呼ばれています。悲しいです。携帯ストラップは、どうでもいいと思っていましたが・・・・根付の定義を忘れていられる商社の方が多すぎますなーなんでも穴があいてれば根付ではない。購入される方は気をつけて私は、根付の宣伝係

2006年02月11日

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アクセサリー（獲物を狙う蛇）

前回は、獅子の指輪を載せました。実は、三種類つっくたのです。そのひとつ・・・・女性用に創ったのですが・・・洋服に引っかかるようで・・・どうしようか迷っています・指に根付を乗せる。そんな感じで創りました。獲物を狙う・・・縁起物です。５個しか作っていない・・・・限定物です。

2006年02月11日

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虎（７）

細かいところを彫り上げます。昔は、だいたいの形を形成しておけば、仕上げやさんにまわせたようですが、そうもいきません。気分的には、絵を書く気分です。得意な人が多いですね。ここからの作業は・・・・

2006年02月11日

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江戸文化と明治文化の違いは？

私が修業中に親父とよくそんな話が出ます。根付でも、江戸時代に作られたもの、明治時代に作られたものの見分け方について教えてはくれませんが、十年ぐらい経ったころから分かるようになりましたね。口で言うのは、ちと難しいのですが明治時代の作品は、西洋文化に侵食されているのです。題材は江戸的でも何故かデザインは明治風・・・・そのころの時代は、江戸文化が否定されていたようで（歴史でもおわかりのように）新しい文化のほうが売れていたんですね。経済には勝てません。今は、ブランド物と称して西洋文化が金になるようで私も作ってみようと思ったときがありましたが。あほらしくてやめました。話がそれてしまいましたが・・・・違いは「写実」これひとつです。アニメに多く見られます。

2006年02月11日

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祝１０００人ありがとうございます。

ありがとうございます。これからもよろしくお願いします。出来ればお知り合いに宣伝したいただければ幸いです。

2006年02月10日

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つまらない会話「根付師編」

親父が俺に自慢します。「どうだ、この根付のバランスはおまえには出来ないだろう」そんな時「出来るけど、それを見せたらショック死しそうだから見せない」といってやります。天才の親父です。

2006年02月10日

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唐獅子のアクセサリー（１）

２、３年前に、ビーズ職人の姉にすすめられて、アクセサリーを作ってみました。そのひとつがこれです。闇夜の国から出てくるししをイメージして型を彫りました。それに、象牙、鼈甲で象嵌？いたしました。象嵌については後々ご説明いたします。サイズ違いで、５つ創ったのですが、シルバー？材質で安く見られる傾向があります。「彫りで見て欲しい」なんて私の気持ちを無視して・・・・とりあえずお蔵入りしました。また書きます。

2006年02月10日

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裏うら虎（６）

根付を彫るときに、一番最後に彫るのは裏・・・・なぜって？彫り始めてね、ここを直したい、手をずらしたい、羽の流れを変えたい、虎から鳥に変えてみよう（笑い）なんて結構あるもんなんです。最高のものを頭の中で描いても、創り始めたら意欲がなくなるときもある。わがままですかねー？

2006年02月10日

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ありがとうございます。

もうそろそろ１０００件になります。はや一ヶ月、びっくりしています。昔のホームページではこうはいきませんでした。ブログ万歳ですね。世界に誇れる根付師、造型家になりたいと思います。

2006年02月08日

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根付製作の小刀

私の使っている小刀は、一般に売っている小刀とは違い、左に刃がついているんです。一般の刃は、右刃、根付職人は左刃、これが細かさの秘訣です。使いこなすには、三年くらいかかるかな・・・・因みに私は、子供のころから仕事場で遊んでいました。（こっそりと）いろいろ悪さをしているうちに覚えていたんですね・・・・・・小刀はほとんどのものが自作です。昔は、加治屋さんがいたらしいです。現代は悲しい社会になりました。物つくりの人がほとんどいません。物つくりの人集まれ

2006年02月08日

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復活とら（５）

少し休んで元気が出てきました。後姿。・・・・・・・日ごろ皆さんは自分の後姿を、見たことがありますか？やはり後ろが決まってないと、自分の全体がどことなくゆがんでくると思います。元気な人、寂しい人、悲しい人。後姿にどことなく出るものです。この虎は、元気な雰囲気が出るように彫り込みます。この頃歳をとったせいですか、仕事が終わるとやけに疲れます。魂を吸い取られるがごとく・・・・・・・そんな時、腕が上がったかなと思います（笑い）

2006年02月08日

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お休みです。

久々にお休みです。

2006年02月06日

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胡桃根付

私は、立体彫刻家ですが、平彫りで仕上げを勉強中。胡桃（鬼グルミ）硬くていい素材、財布根付にもなります。おひとついかが？今日はお疲れ気味・・・・休んだらまた書きます。

2006年02月05日

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だいたい根付という物がわかりましたか？

ブログ解説一ヶ月が経ちました。根付という物が判っていただけたでしょうか？なんでも書き込みしてください。お答えします。今度フリーページに根付の基礎を追加いたしたいと思います。ただの小彫刻ではありませんよ奥が深すぎます。

2006年02月03日

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リクエストに答えて

師系図を載せたらいいのでは？というリクエストがありましたので、お答えします。テレビチャンピオン（手先が器用選手権）に出たとき、放送されたんですけども・・・・初代師匠から山田潮月ー鵜沢春月ー久松春重ー初代齋藤美洲ー齋藤照一郎ー齋藤美和ー二代目齋藤美洲ー齋藤昌寛こんな感じです。我が家で江戸末期ぐらいですから。初代師匠は江戸中期頃？詳しくはわかりません・・・・・受け継がれてゆく技術は、守らなければいけません。そして受け継がなければなりません。どなたか、習いにきますか？教室案が少しだけ進んでいます。

2006年02月03日

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