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根付、五代目根付師（彫刻家）　昌寛

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2006年07月の記事

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裏も大事（ふくろう）

根付けには、裏を彫るという普通の彫刻にはあまり見られない要素があります。人物の彫刻・・・だいたいのものがひっくり返しても何も彫ってありません・・・・僕らの業界では「置物」と呼ばれます。お持ちの根付けを見て裏が彫っていなければ・・・・偽物かも？そんなもんで、根付けは、365度楽しむのが大前提になります。作り手は・・・・気をぬけません。裏です。

2006年07月30日

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あまり見えないこともある・・・・

彫刻はねー、なるべく調子のよいときにやったほうがいいんです。たとえば､このふくろう！この羽ばたいているかわいいやつが見えますか？今眠いんですね＾＾)何にも見えません・・・・・・・・・・・一眠りしてから、彫ります。方向性を間違ってしまい・・・・ミミズクになってしまうことが多い・・・・・・・ミミズクとふくろうの違い・・・・先日知人に質問されました。確か・・・・・・・・・・・・・・・・目の周りに羽見たいのがあるやつ・・・・・・・・・・・・・正解ですか？

2006年07月28日

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まずまず本気モード（ふくろう）

前回は、粘土の試作品を掲載させていただきました。いいでしょー最高の出来上がり・・・・・・？あの時点で仕上げまでの姿が見えるのは、私だけ・・・・見える方は、天才だと思います。しかし、私でも作品の方向性を間違ってしまうととんでもない作品に！たまによくありますまずは、はじめに・・・・・・無限の可能性があります。あなたはいくらこの姿に値段をつけられますか？原石です。

2006年07月26日

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ためし彫り（ふくろう）

さてさて粘土が終わりました。だいたいの立体感覚がつかめてきました・・・・・・・・確信に変わりつつある「ふくろう」・・・・・・今回は、初めての題材ということで慎重に・・・・・・今回は、粘土彫刻で彫りましょう。樹脂粘土・・・・・エキシポパテでだいたいの形を作って彫り込みます。皆さんもやってみましょう。一つイメージが湧かないところの確認・・・・・これが早くて一番・・・・皆さん！これから最後まで想像できますか？たぶん出来ないと思います。たぶん・・・・・

2006年07月24日

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まずは、ふくろうのデッサン

デッサンを､見せることが出来ない・・・・前回は書かせていただきました・・・・しかし、足跡の件数が二日間でいつもの倍・・・・訪問ありがとうございます。そんなこともありまして、遠めでよろしかったらお見せします。６体書きました。遠目です。だいたいでいいのです。こんな考えがあるという・・・・・・つまり、作図集になります。こんなのが、２，３百枚ほどあるのですが・・・・その中の、何分の一しか役に立ちません・・・・・思い付きです。しかし、後日どこかで役に立つと親父に言われまして保管中です。このデッサンに、約３０分それから、６代目候補の油粘土を引っ張り出してきてこんなもんだいたいでいいのです。いいかげんですねーしかし、創作のパワーは、こんなところでは使わない！本番にとっておきます。昔は、デッサンを気合入れてやったらもう作る気が無くなり、違うものを造り始めました。パワーは大事です・・・

2006年07月21日

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ふくろう

ふくろうを題材にするのは初めて・・・・・・２体造ろうかと思います・・・・・・単体のもの付属品をつける・・・・こんな風に考えてみています。まずはデッサン！皆さんにお見せできないのが残念・・・・ほんとに残念・・・・たぶん､見せても分からない方がほとんどだからです。私は、（前回にも述べましたが）彫刻家で、絵描きではありません・・・・だいたいの構図が分かるような絵で十分です。残念です。構図が出来たら、粘土で出来ただいたいの形をお見せします。それでも、ほとんどの方が分からないと思います。お楽しみに！ふくろう・・・・・不苦労・・・・・・縁起物です。

2006年07月19日

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外来の根付け

仕事場に一つだけ輸入ものの根付けがあります。結構よく出来ています。ずいぶん前のものですけれども・・・・・・・画像が悪くてすみません・・・・台湾製らしいです。素材は、「タグアナッツ」・・・象牙やしのみだという名前だと思いますが・・・・象が踏んでも割れないほどの硬さです。構造は種あまり深く掘れません・・・・・しかし､この堀の深さ・・・・よくやります。職人技！いくらなのかは教えてくれませんでした。

2006年07月17日

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今となっては懐かしいもの

今となっては、懐かしい物の一つとして、失敗した作品があげられます。昔はかなりありました。何も考えず、まとまりも何も予想もせず、とりあえず「思いつきで」荒ずき！出来上がったらなんだか意図のわからない作品がここに！かわいい！今見るとかわいすぎる・・・・・・・あほくさい・・・・今でも修正するきも無いほどの欠点が・・・・・・・・・・こんなときに､いいつげの材料を使っている・・・・親父にあきれられる・・・・・そんな思い出が・・・・・話は変わりますけどあついですねー夏ばてで、一日中睡眠・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・なつに、新作の荒ずきはつらい・・・・・

2006年07月16日

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骸骨と話す・・・・・

仕事場の上に、鹿の骸骨があります。バンビですねーこいつがいろいろ話してくれるんですよ・・・・耳のつき方だの、目の位地だとか歯並びだとか・・・・僕の仕事台の上で・・・・草食動物を作るときに役に立ちます。かっこいいでしょ！なんか変だと思ったら骨格にて確認します。恐竜の骨が好きな人の気持ちがすこし分かります。話は変わりますが暑いですねーもう夏ばてです。夏ばてついでに、公園でランニング中に犬に追っかけられました。（六代目候補の息子と）いらだっていたので、文句をいってしまいました。言い合いになりました。反省・・・・・・・・でも、犬はじゃれていても５０メーター先から２匹飛んできました。犬は、恐怖を感じるとかみます。狼の仲間です・・・・・・・恐怖を感じる人もいます。

2006年07月13日

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雑誌に出ました。

去年雑誌に出ました。テレビチャンピオンを見ていただいて取材に来てくれました。親父と一緒に出ています。お問い合わせの回答です。ビジネスパブリッシング人事マネジメント９月号店頭では、販売していません。すみませんおいおい掲載します。とりあえず、表紙まで・・・・・蒸し暑いですね結構体にきます・・・皆様お体にお気をつけて・・・人生を楽しみましょう！楽しむ・・・・

2006年07月11日

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伯春

今人物を、試みようとしています。まずは、題材です。個展の題材から・・・・・・・・・模写模写・・・・・・まーゆっくりやります。「模写なんて真似ではないの！」という言葉が出るときもある。職人的にいうと「あたりまえのこと」模写から何でも始まるのです。模写をしてどんどん築いて行くのです。自分の足りないことを・・・・・・なんでもそうだと思います。銘なんて考えてしまいました（えらそうに）お恥ずかしい・・・・・なぜかというと、動物根付けとは、足元にも及ばないものが出来る予想がつくからです。自分としては分けたい・・・・・そんな気持ちから・・・・・ご理解いただきたい。「伯春」の誕生です。ささやかながら・・・・・・・・・・・・・模写といっても「同じ物は出来ません」・・・・・・・・・まだまだへたくそ組み・・・・勉強中です。

2006年07月09日

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少々長く(３)

「壊れるようなものは根付けじゃねー」前回、最後に述べました。４代目がよく言っていました。（今でもいいます)根付けの定義の一つです。とりあえず写真を見てもらいましょう。羊です。詳しい方は、どこかで見たことがあるのではないでしょうか？・・・・コレクションのなかに同じようなものがありませんでしたか？ありました・・・・・ありました。いい感じですねー雰囲気も最高です。さてさて・・・・これから・・・・・・・何年か前・・・・・・・・・仕事場で・・・・・・・これは､象牙で出来ています・・・・・・・・・仕上げが終わった後、水で洗いをえてタオルで水抜きの作業をしているときに・・・・そんな作業を知らない私、５代目が登場、別の作業で手を洗って、近くのタオルを拾い上げた瞬間！白いものが飛び出して！きれいに下に落ちていきました。「あ！」二人でその落ちていく軌道にバフの機会が！「からんころん・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・」「足が無い」沈黙が約１時間近く続きました。・・・・・・・・・・・・よく分からなくてすみません・・・とにかくまとめてある手足が折れました・・・・・事故です。謝りました・・・・・・いやな顔をされました。しかし、いつも「壊れるようなものは、根付けじゃねー」といってる親父は、許すしかありません。またははじめから作業に入りました。その後、教訓として私がキーホルダーとして使っていました。最高なものは、さすがに違う！日々勉強していました。そんな気持ちも薄れてきた何年後に、６代目候補に似たようなことをされたので思わず大爆笑また、羊を引っ張り出してきてしみじみ眺めました。・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

2006年07月08日

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少々長く(２)

壊れてしまいましたねーコメントでこの作品のことについてのご質問に対してお答えします。一時期、親父が虫の根付けを彫っていました。そのきっかけは、ヌーボですねーうちに図鑑があるのですが・・・それに刺激されたのか、何個か蟷螂（かまきり）を作っていました。擬人化にして・・・・そんな光景を見て私も一つ彫り彫・・・・そのときの一つ西洋的な題材でなく・・・・・・むむむ・・・・「竹とんぼ！」こんな単純な思いつきから・・・・・図をデッサンしていると一番の難関が「はね」その当時は、その当時の腕で何とかいいラインに収めました。（とおもいます）竹の節から「グググいっと飛び出してくるような感じにしたいなー」そんな感じです。しかし、それだけでは立たない最終適に、竹の葉をつけて補助ですねー付けるといっても、掘り込むんです。粘土ではないですから・・・・立った瞬間「やったー」と思いましたが「決まってない」すぐに反省。あと鹿の角で作ったので、かなり「す」の部分で悩みました。中央の、ぐぞぐぞの部分・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・小刀がとおりませんペーパーも利きませんその辺は、親父といしょに乗り越えました。鹿の角の癖と道具の使いようです。しかし！今回折れたところは､巣が多い部分作った僕が悪いんです。よく親父がいいます。「壊れるような物は根付けじゃねー」この言葉覚えて置いてください。親父がいいました。次回に､完結いたします。

2006年07月06日

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本日は少々長く・・・・・

トンボの根付けをご紹介いたします。ドラゴンフライなんて作ってみました。見てください。どう思います？アブストラクト的に決まっててかっこいいでしょう？５年前ぐらいに親父に刺激されて作ったものです。もっと写真を見てくださいませませ・・・いいでしょう！このころはこのころなりに手探りでがんばっていました。あれ？折れてしまいました。実は、ブログを書いている最中に６代目候補の方が「これって折れるかなー？」なんて聞くもんだから、何を持っているかも聞かずに「折れるぐらいなら根付けではない」なんて見もせずにいってしまい・・・・・・・・・・・・「ァ！折れた・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・」娘のなきそうな顔私は、一瞬硬直状態。しかし、そこから大爆笑！因果応報って言葉があるって記憶にございます。使い方はあっているか分かりませんが・・・・・折れちゃいました。続きはまた次回に・・・・・・・・・

2006年07月04日

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