春のセンバツ甲子園、わがふるさとの代表・下関商業は敗退してしまいました。
衝撃の最後だったそうですが・・・見てないんですけどね。
下関商業＝”しもしょう”と聞くだけで、私の青春時代がよみがえります
本日は私のセンチメンタルな回想ですので興味のない方はスルーしてくださいませ!!




私はご存知・転勤族の娘で、下関に住んでたのも実はたったの3年。
でも中学3年～高校2年まで、という「いっちばんの青春時代」を過ごしたのは下関なのです。
で、今はもう住んでないので余計郷愁がつのる存在なんですね～。


それまで下関市から車で2時間ぐらいの小野田市という超田舎町に住んでた私にとって、
下関は大都会でした。実際、山口県でも一番開けてる街だと思います。
その下関の中でも私が引っ越した先は下関駅前から唐戸市場、関門海峡の足元あたりを
校区に抱える一番の市街地付近。
もちろん、大阪や京都に比べたらめちゃめちゃ田舎なんですけどね～。
それでも下関の持ってる空気は独特でした。


まずはやっぱり一面に見える関門大橋。夜はライトアップされて最高の夜景です
すぐ向こう岸に見える門司の街並みもいいんですよ～♪
関門大橋の真下は歴史でも有名な壇ノ浦の戦いのあった関門海峡。ものすごい渦ですよ～!!
その難所をひっきりなしに巨大な貨物船が行き来して、常に汽笛が聞こえる環境
そして古くからの港町だけに神戸のような洋館も点在しててレトロでした。


もちろん下関といえば朝鮮半島の存在は切っても切れません。
下関港は関釜フェリーの発着点。港周辺はハングル表記の食べ物屋さんがずらっと並ぶ異国
でしたね～。
それまでそういう問題にまったく無縁だった私は、下関で初めて在日の友達と知り合い、
色んなことがあるんだと知ったのでした。朝鮮高校もあったしね。
あんまり知られてないけど、下関駅の裏にはコリアンタウンがあって、一度母と市場に行った
けどこれまた衝撃でした。今の大阪の鶴橋辺りそのまんま。当時はほんまにビックリでした!!
ラジオをつければほとんどハングル。東京より近いとみんなで言ってました（笑）
港町だけにディープな環境だったと大人になって理解できました。


転校先の中学校は近辺でもオシャレで有名な学校。
中学生のクセにセーラー服に黒のストッキングにローファーで髪は茶髪にパーマ。
でもそれがヤンキーじゃなくてみんな雑誌のセブンティーンみたいな雰囲気だった（驚愕!!）
ほとんど見た目は高校生でしたね。（笑）
有名な唐戸市場付近の商店街の子供が多くて、面白かったのは修学旅行のバスの中で薬屋の
娘がみんなに酔い止めのクスリを配ってたり（笑）、みんな、先生に怒られるとき「おい
八百屋!!」とか「最近店どうや」とか必ずいじられてました。
めちゃヤンキーの男の子の家が本屋で店番してたりとか・・・。
夏の商店街の夜市は大騒ぎだったな～。


・・・と下関の想い出は語るとキリがないのです。
でも、1年ほど前に家族で久々に行こう!!と住んでた家とかを見に行ったんですけど、
下関じたいの落ち込みぶりにショックを受けて帰ってきました。あの当時（20年前）のまんま。
要するに・・・発展してなくて錆び付いてるイメージ。変わってなさすぎましたね。
下関の人はみ～んな小倉に買物に行くんですよ。で地元が伸びないんだろうな～。。。
もし下関に観光に行かれる方がおられれば教えてくださいね!!