テーマ:ヘヴィメタルを語る(673)
カテゴリ:ライブ
こんにちは!
naga-youngです。 今日もワンクリック、ありがとう! ライブ・レポート第2弾はLOUDNESSをです! 久々にハードロック/ヘビーメタルの記事ですね。 1人称は「おれ」となっています。。。 ではどうぞ! どうやら最近、おれはメタルが好きらしい。大学に入った頃、ハードロックとメタル以外のロック部門でバンドを組んだのが懐かしい。ま、好みは変わり、広がるものだ。 そんなおれがYOUNG GUITARを読んでると、LOUDNESS再結成の文字。正確に言えばLOUDNESS自体はずっと活動を続けていたのだが、今回は樋口宗孝(ds)・高崎晃(g)・二井原実(vo)・山下昌良(b)のオリジナル・メンバーが13年ぶりに結集するという。高崎晃はMR.BIGのポール・ギルバートがお手本にするほどの天才的なギタリストと聞いてるし、樋口宗孝の凄さは友人のカヂという酒乱ドラマーから頭にたたき込まれてる。 「これは買いだ!」そう判断したおれはすぐに発売日が来たツアーのチケットをゲット。それからおもむろにレコード屋で手頃なベストを予習用に買う。そう、あべこべだ。おれは音を一度も聴いたこともないのにライブに行くことにして、あとからCDを買った。前にも一度、Kenny Wayne Shepherdの時にそういうことがあったが、その時よりはましか。Kennyはほとんど新人同然やったが、LOUDNESSは日本から世界に飛び出したバンドでキャリアも十分。。。 3/7にはニュー・アルバム『SPIRITUAL CANOE ~輪廻転生』がリリースされた。高崎晃もできに満足してるそのアルバム、80年代的なスピード感あふれるメタルと90年代的なヘヴィーさのあるメタルのバランスの上にLOUDNESS流の21世紀のサウンドを示している。こいつは文句なしにカッコイイ。ほとばしるエネルギー。これならライブは凄まじいはず。ライブ中のMCで二井原実がオリコンで20位になったと言ってた。なんてこった。あんなにメタルメタルしたCDがチャートに上るなんて。ホンマにHM/HRの流れは戻ってきているのだろうか。 セット・リスト(順不同、抜けてる曲多数) Eruption(オープニングSE。VAN HALENとは同名異曲) Loudness(1曲目) In The Mirror(2曲目) Milky Way(4曲目) Crazy Doctor Ares' Lament Speed Dream Fantasy The Winds of Victory(新譜より) The End of Earth(新譜より) Stay Wild(新譜より) How Many More Times(新譜より) 「ぴあ」の劇場マップと「駅すぱーと」で会場の場所を調べたが、駅からの道のりは調べていない。また地下鉄の一番遠い出口に出てしまったらしい。ふたりの人に道を聞きながら厚生年金会館にたどり着いたら開演5分前。グッズを買いたかったが開演に間に合わないのは困るので後回しにする。 おれの席は2階席最前列の真ん中。入ってみる。近い!ホールでのライブはもうずっと行ってない。最後に行ったのは2年前ぐらいの大阪城ホール。その前も大阪城ホールでもひとつ前も大阪城ホール。最近では大阪城ホール以外でホールという場所でライブを見てないからどうしても大阪城ホールと比べてしまう。それにしてもめちゃめちゃ近い。指先まで見るのはちょっと苦しいが、ステージは隅々まで見渡せる。 あとで思ったが、やはりホールはライブを楽しむのに最適かもしれない。なにより音響がいい。音楽用に作られたホールならある意味あたりまえ。しかし、適度に広がった空間と、盛り上がるのに丁度いいくらいのオーディエンス。大ホールは約2,000人収容。大阪城ホールはでかすぎる。スタジアムなんてもってのほか。ライヴを見るならライヴ・ハウスかホールに限る。 客層は20代後半以降で中年はそれほどいない。リアル・タイムに聴いた層が多そうだが、新しいファンもそこそこ獲得してる。ただ、kidsといえるような10代の姿はほとんどなかった。それは単に10代でメタルが流行ってないだけかも知れない。毎日ギターを練習するなんて今時流行らないんだろう。 開演時間から約10分ほど遅れて、それまで鳴っていた民族楽器っぽいSEが消え、大音響でインストの"Eruption"が響く。あたりには歓声。美しい変拍子のプログレッシブな曲。すると、幕が上がり、正面階段から高崎晃がギターを抱えて登場。まるで機関銃のような爆音を轟かせる。メンバーが全員揃い始まった曲はそう、"Loudness"!始まったとたんそれまで座ってたオーディエンスも立ち上がり大歓声。全盛期にもオープニングを飾っていたこの曲がやはりピッタリ! 高崎晃の抱えるギターはESPのシグネイチャー・モデル"ランダム・スター"。これも(ビデオで見た)昔と同じ。"In The Mirror"をやった後、KILLERのオレンジ色の新しいシグネイチャー・モデルに換える。ライブで使用したギターはあと1本、木を焦がしたような模様のKILLERのシグネイチャー。 トーンは新譜のような太い音。高速でフル・ピッキングするから迫力満点。そして、なんといってもすごいのがタッピング。もう、タッピングしまくり。タッピングやらせたら高崎晃は世界でも5本の指に入りそう。もう、タッピング大フィーチャーで見るほうも嬉しい。音質重視のためか高崎晃はワイヤレスを使用せず。そのかわり、モニター・スピーカーの前に出てシールドがひっかかる度にローディーが直しにでてくるのがちょっと見苦しい。 山下昌良のベースはこれまた太く、存在感がある。そして、樋口宗孝のドラムはパワフルかつシャープ、変幻自在。さすがにロック・ドラマーの頂点にいる男は違う。ツアー2日目らしいが、二井原実の声の状態はすごくよさそう。高音まで無理なく出るし、太い。昔のCDを聴いてるとちょっと細いかと思うこともあったが、そんなことは全然ない。生声もでかそう。。。恐ろしい声量だ。 セット・リストの中心は過去の有名曲。インタビューでそうなることは読んでいたので、予習しといて良かった。それにしてもオーディエンスはみんな食いつきがいい。ここまで反応がいいライヴはひさびさに見た。キメに腕を突き上げるタイミングもバッチリで、拳のものもいればメタル・サインのものもいる。サビは大合唱。 終盤の"Crazy Doctor"や"Dream Fantasy"、"Crazy Night"など人気曲を連発したとこがクライマックスか。おれも思わず首を振ってしまう。これらの曲はリフがホンマにカッコイイし、サビも思わず歌いたくなるいい曲。こんな曲を連発されるとたまらない。 新譜からやってくれた曲で一番嬉しかったのは"The End of Earth"。LED ZEPPELINチックなリフの後に超高速の刻みが炸裂するハイ・スピード・チューンでソロは終始タッピング。この曲は絶対やってほしかったし、やってくれるとも思ってたので大満足。 結局アンコール2回合わせて2時間強。ライブらしく速いナンバーが多い、勢いのあるステージ。ライヴならではのヴォーカルとオーディエンスの掛け合いもたっぷり。LOUDNESSの健在と圧倒的な実力を見せつけられた。いますぐ海外にツアーに出ても全然ひけをとらないほど素晴らしい。昔みたいにRACER Xとのカップリング・ツアーとか面白そう!ホンマに大満足でした。 目指せ青年実業家!?ロックを愛する男が、在宅ワークで人生を変える。 目指せ青年実業家!人生を変えるギタリストの話。 サイドビジネス、副業、在宅ワークはまだするな! 青年社長がスパムメールのマーケティングを研究するブログ。 インターネット・WEBマーケティング講座 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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