マラソンマン

すいません、ひっぱってるつもりはないんですけど、
連続４回目になりました～！今日こそ完成させよう。

梨泰院のクラウンホテルのディスコで、
ボーイが女の子４人ナンパしてくれて、
僕らの席に連れてきてくれました！

４×４で向かい合わせに座り、合コンのような感じですね。

とりあえず挨拶しなきゃと

僕「やあどーもこんばんは！みんな仕事の帰り？！(日本語)」

女の子「・・・・・。」

僕「Can you speak English?」

女の子「・・・・・。」

僕「Ｍｒチャン！無視されてるぞ～！」

Ｍｒチャン、ハングル語で、女の子となんか話してます。

そして少しすまなそうに、
チャン「ＳＥＩＩさんこの子達、日本語、英語あんまりできないよ。
　韓国人、ワタシみたいなビジネスの人は、みんな出来るけど、
　普通はぁ、どっちもあんまりできないよ。」

僕「あ、そう・・・。」

どこの国でもそうかもしれませんが、一般人は外国語は不得意。
韓国の大学の傍で道に迷ったとき、大学生に英語で道聞いても
ほとんど喋れなかった。(僕もそんなに喋れませんが)

・・・彼ら７人盛り上がってくるなか、
一人水割りをつくっては飲む、クールな日本人の僕でした・・。

そうこうしてるうちに、Ｍｒチャンが立ち上がってなんか叫んでます。

と思ったら、女の子達がそそくさと席を立ち、
手を振って帰っていきました。

僕「どーした？」

チャン「交代デス。」

僕「は？」

するとまた、水割りとフルーツをもったボーイが、
別の女の子４人連れてやってきました！

なんかディスコとは思えない・・！
日本だとちがう店ですよね？！(^^)

僕「こんばんは～！」

女の子「・・・・・。」

そしてまた同じ繰り返し・・(－－)
韓国の女の子と友達になれたらとも思ったけど、無理でした。
(その後で友達になった女性はいましたが)
ナンパで、話がなにも出来ないんじゃ、
コミュニケーション取れませんね。　　言葉って大事だ！
ハングル勉強しよう！と、その時は思いました。

・・その後２軒ハシゴすることになります・・。

チャン「ＳＥＩＩさんは、とてもめずらしい日本人ですネ！
　　ワタシはぁとてもうれしいデス！親友デス！」
ていうような事を確か言ってた。

肩組んでソウルの街中を歩いてました。

焼酎(ソジュ)かなり飲んでグルグルだったと思います。

チャン「最後にぃ、ワタシのオニイさんの店、いきまショウ！」

韓国の人は、仲のいい目上の人をみんなオニイさんというみたいです。
年下がオトウト、女性がオネエサン、イモウト・・
決してホントの兄弟じゃないです。

僕「おう！行こう！行こう！」

そして案内された時、正直ヤバイと思いました。

地下の階段を下りると、
入り口にケンカの強そうな黒服がひとり立っていて

チャンが何かを話すと、鉄の扉を「ギー」っと開けます。

チャン「ＳＥＩＩさんどぞ！このお店はぁワタシ、おごりデス！」

う～ん大丈夫？！・・・・。
・・いいやコイツは悪い奴じゃない。行ってみよう！

なかに入ると・・　

そこは巨大なキャバレーって感じの店でした！

そして、でかいフカフカのソファーに座ると

もう、その筋の人って感じのがドカドカ近寄ってきます。

そして僕の目の前で大きな声で

「ドーモ！遠山の金さんデエース！！」と言って名刺をくれました。

名刺には日本語で「遠山の金さん」と書いてあり、
桜吹雪が舞ってます。
顔はクールスのジェームス(知ってます？)といった感じの
いかにも「ワル」っぽいひと。

僕「ハイ・・ドーモ」
やばいなあ～、無事ここを出れるかしら・・と、ちょっと緊張。

金さん「オトウトがぁ、お世話になりマシタ！金さん知ってる？！」

僕「はい？金さんて？」

金さん「知らないのはモグリだヨ！これだよ！」

僕「わっ！」

金さん急にシャツを脱ぎだし、筋肉隆々の上半身を見せ、
背中を向けて、ポージングです！

背中には・・・・

桜吹雪の見事なイレズミ・・！

ああ～！やっぱりその筋の人だあ～！

・・と、ここらへんでまた時間となりましたので・・
(引っ張ってますね・・すいません）

～続きます。m(__)m