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テーマ:今日の出来事(292792)
カテゴリ:プライベート
「千の風になって」
私のお墓の前で 泣かないでください そこに私はいません 眠ってなんかいません 千の風に 千の風になって あの大きな空を 吹きわたっています 秋には光になって 畑にふりそそぐ 冬はダイヤのように きらめく雪になる 朝は鳥になって あなたを目覚めさせる 夜は星になって あなたを見守る 私のお墓の前で 泣かないでください そこに私はいません 死んでなんかいません 千の風に 千の風になって あの大きな空を 吹きわたっています 千の風に 千の風になって あの大きな空を 吹きわたっています あの大きな空を 吹きわたっています ー―――――――――――――――――― 僕の好きな詩を 一昨日 心不全で 亡くなった 従兄弟に捧げます。 今彼は きっとこんな気持ちでいるんじゃないでしょうか。 あまりにも突然の死でした。 昨日が通夜 今日が告別式でした。 とっても悲しいお別れで 僕も涙をこらえる事が出来ませんでした。 僕は四人兄弟の末っ子です。 叔母の家の長男だった彼とは 16歳 歳が離れてましたので 従兄弟というよりは兄貴です。 僕が小さいころはよく遊んでもらいました。 優しい人でした。 僕が家業をついで彼と同業者になったとき 色々と教えてくれました。 一緒に繁盛店を見学に行ったりもしました。 そのころは彼も積極的で 業界の勉強会ではよく一緒になり 一緒に飲み明かしたりしました。 いつも楽しい人でした。 数年前 彼の店の近くに 僕の店を出さざるをえない状況になりました。 その少し前に僕は彼から 家業から足を洗おうと思ってることを告げられていました。 「うちが出店しなければどこかにやられる」 その危機感から即断で出店を決めました。 しかしその時それは彼にとって好ましくないことでした。 反発を受けました。 しかしすでに実行するしか道はなかったのです。 何日間か話し合ったのち 彼は快く承諾してくれました。 そして 応援してくれました・・・。 競合店になってしまう僕の店のスタートを バックアップしてくれたのです。 この支援がなかったらしくじっていたかもしれません。 その後は僕にまかせるからという感じで 積極的にはなりませんでしたが 叔母の意向で彼もまた新店舗を出す運びとなり 息子さんが引き継ぎ・・・ 長女が先月結婚して・・・ これからまた彼の人生 新しい展開になるようなところでした。 歴史や古美術に造詣が深い方でした。 もっともっといろいろと話していきたかった。 もっと教わりたかった。 僕は何も与えることは出来なかったけど 残された彼の家族を 見守っていきたいと思います。 彼はきっとどこかで見守っているとおもいます。 今までほんとうに ありがとうございました。 心からご冥福をお祈りいたします。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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