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「雇われない生き方」実践レポート

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August 2, 2004
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   きょうのことば



    心の駒に手綱ゆるすな




     - 合気道 道歌 ー



 1984年夏 東京



 師 「H氏との関係を深めておくように。しかし、近づき過ぎないように」



 師、いわく、



 時としてその行動を読みきれない人がいる。 たいていの人は心や頭で思ったこと・願ったことを行動に現す。 だから、日常の付き合いでその人柄を理解できれば、およそその人の行動は予測できるものだ。

ところが、稀に人並みはずれて心の振幅の大きい人物がいる。 その人の精神的振幅の大きさと特異な行動に周囲の人は戸惑ってしまう。



・どうしてあのように行動するのか? 

・何を目的で??



 しかし、本人にも自分がわかっていない場合もあるんだよ。

大きく揺れる自分のこころの振幅に一番翻弄されているのが自分なんだから。 

そして、
「行動によって、過激に生きることによって、そのこころの振幅を埋めようとする」、

そんな人種があることを心において付き合うように。





 師の「近づき過ぎないように」との戒めをいつしか忘れ去た。  H氏に深く親密に付き合うようになった。

実に魅力的な人物であり、日常の交流から伺える氏は温厚であり、懐の深さもあった。 師が与えた戒めの意味が理解できなかった。




 ある日、H氏の自宅居間で待ち時間を過ごした。 なにげなく手にしたアルバムに目が釘付けになった。そこには30年前のH氏の写真、当時60代の氏からは想像のつかない姿であった。

野心、覇気などという言葉では表現しきれない獣のような猛々しさが伝わってくる。 温厚さなどこにも見出すことの出来ない。 30年という時間はこれほどに人を変えることが出来るのだろうか?



 この疑問をある時、H氏に直接ぶつけた。



 
H氏 「何も変わっていないよ、心の内は・・・。  ただ、たぎる思いに手綱をつけることを覚えただけだよ。 それとて、まだ危なっかしいものだよ。 いつ跳ね落とされるかわからない自分だよ



・まよひなば恋しき道にも入りぬべし心の駒に手綱ゆるすな

・まよひなば悪しき道にも入りぬべし心の駒に手綱ゆるすな



合気道からこんなことを学んだのも、自分を治めるための努力だったんだよ。

しかし、今も自信は持てない。 まあ、激しい渇望の恋心を抱いての人生と思えばいいのかな・・・」




 数年後、H氏はある大きな話題の渦中の人となった。

自分の心の振幅に突き動かされながら動く人生。

自らを翻弄している姿のようにも見える。

しかし、その振幅の大きさ、そして劇的な行動には人を魅了して止まないものがある。



(これ以上、具体的には残念ながら書けない)

 






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最終更新日  August 2, 2004 01:23:38 PM
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