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カテゴリ:日々雑感
今日はつれづれなるままに・・・
その1 8,9日と台風の中、東京出張でした。 9月は上京しなかったので2ヶ月ぶりですが真夏の東京と、秋のしかも大雨の東京では受ける印象が違います。 17年前に東京住まいを解消した自分ですが、やはり東京には「勝負の場所」「決戦場」との思いがあります。 IT時代のこの時代、東京にこだわる必要はないのでしょうがね。 「農村から都市へ」・・・なんてもっと古い時代の革命家の言葉などこの楽天広場に出入りする人のどれほどが知っているでしょうね・・・? 腰を下ろした地方都市への愛着 東京への挑戦的思い 南国でのさまよいと野心 郷里から送られる静けさを伴った磁力 一時期を過ごした場所には、その後もこころに働きつづける力があるようです。 その2 自宅から事務所に至る信号のある交差点に、不動産?建設?会社の新入社員とおぼしき人物が、販売予定場所をしめすカンバンを掲げて今日も、椅子に腰掛けていました。 真夏の炎天下で立っている時もありました。 雨の中、傘を指しズボンの足元をびしょびしょに濡らしながらの時もありました。 大学を出て・・・就職をして・・・あの若者のこころは何を思いながら一本の杭で置き換えられる1日の仕事をこなしているんだろうか・・・ 彼の心の闘争心が増幅されるなら意味ある所作なのでしょうが・・・ 彼の眼光がこのことで鋭さを増すことを祈ります。 また、かの会社の幹部の意図はどこにあるのだろうと思ってしまいます。 こんな人の馬鹿な使い方をする姿・・・少なくとも私はそんな会社が作った家には住みたくないな! 「まさか、杭がわりに人を使ってんじゃねぇだろうな!!」 あったら必ず問いただすだろうな・・・・大人げもなく その3 娘(高校生)が必要な本をネットで探し、中古本を購入する相談に乗りながら、「本」について色々な話をし、またさまざまなことを思い出していました。 ・姉の部屋にならんでいた日本文学全集なるものを端から読み始めた頃のこと。 ・川端康成を読んで寝るとよく小説の場面が夢になってあらわれたこと ・貧乏学生で「この本を買おうか」「かのギョウザを喰おうか」と深く悩んだこと。 ・人情のある質屋は教科書でも預かってくれたこと。 娘の反応・・・う~ん、くさい時代だ~ 良かったよ、今で。 お父さん、大変だったね~~ 「大変」が発酵すると「思い出」になり、 「大変」が放置されると「偏屈」になり、 「大変」が腐敗すると「憎悪」になる。 今日も雨・・・ すこしのんびりデスクワーク・・・ お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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