|
カテゴリ:邂逅
1通の封書が届きました。
あの方が逝かれて12月で6年・・・。 7回忌を迎えるにあたり、教えを受けていた者が集まって「遺稿集」が出版されるとのこと。 末席を汚していた私にも声がかかりました。 ありがたいことだと思います。 そして、遣り残された思いを思う時、どれほどその遺志を受け継いだ自分であるかを問い、忸怩たる思いに駆られます。 山梨のとあるホテルのレストランで、時の権力者の側近を接待される場に同席しました。 自らの胸に秘めた志を静かに語られながら、決して好意的とはいえないその人物のかたくなな心の扉を解きほぐしていかれる姿を見ながら人への対し方を学ばせていただきました。 会食後、「己を捨て真心で対すれば人は過去を捨ててくれるのですね」と感想を述べた私にあの方は一言、いや二言添えられました。 「共に未来に抱く夢が抱ければ・・」と。 「一期一会」とも。 多くの邂逅の中で、その交わる一瞬を大切にしていきたい、そんな思いを見つめています。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
October 19, 2004 12:00:54 AM
コメント(0) | コメントを書く
[邂逅] カテゴリの最新記事
|