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「雇われない生き方」実践レポート

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October 25, 2004
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カテゴリ:日々雑感

少し干渉されず全く一人の時間が欲しくなりました。
どこかのホテルにでも籠もろうかとも考えたのですが、久しく足の遠のいていたコーヒーショップを思い出しました。

市街地を見下ろす丘陵の山肌にある店のドアをくぐると、10卓足らずの店は何も変わっていません。
ただ、一つのことを除いては・・・・。

「久しぶりにきました・・・この前来たときはご年配のマスターがおられましたが・・・」

「・・・・あぁ・・もう3年ほども前になりますか・・・」

おしぼりと水を持ってきてくれた女性は答えてくれた。 ご主人とおぼしき40代の人物がカウンターの中でコーヒーを入れています。

あえて・・・ 以前のマスターのことには触れてこないのかな・・?


3年にも・・・なるかな? と、思い起こしていました。
古びたテーブル、カウンター・・・、客の干渉は一切なし、挨拶も季節・気候のことばのみ。
穏やかに静かにコーヒー豆を砕き、サイホンで落とす70代とおぼしき痩身のマスター。
そんな古びた店に惹かれて、ごく親しい友人とそして一人で訪れていました。

春には満開の桜を望む窓に、紅葉が手の届く位置に枝を伸ばしています。 まだ青々とした葉を透かして、窓下の道に広葉樹の落ち葉が紋様を描き始めています。 
紅葉自体が彩着くのは来月半ばかな・・・。

コーヒーの味は落ちてはいない・・・。
良しとしよう!

時は移ろうもの、こころに季節を映しながら・・・。






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最終更新日  October 25, 2004 05:47:59 PM
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