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カテゴリ:日々雑感
少し干渉されず全く一人の時間が欲しくなりました。 どこかのホテルにでも籠もろうかとも考えたのですが、久しく足の遠のいていたコーヒーショップを思い出しました。 市街地を見下ろす丘陵の山肌にある店のドアをくぐると、10卓足らずの店は何も変わっていません。 ただ、一つのことを除いては・・・・。 「久しぶりにきました・・・この前来たときはご年配のマスターがおられましたが・・・」 「・・・・あぁ・・もう3年ほども前になりますか・・・」 おしぼりと水を持ってきてくれた女性は答えてくれた。 ご主人とおぼしき40代の人物がカウンターの中でコーヒーを入れています。 あえて・・・ 以前のマスターのことには触れてこないのかな・・? 3年にも・・・なるかな? と、思い起こしていました。 古びたテーブル、カウンター・・・、客の干渉は一切なし、挨拶も季節・気候のことばのみ。 穏やかに静かにコーヒー豆を砕き、サイホンで落とす70代とおぼしき痩身のマスター。 そんな古びた店に惹かれて、ごく親しい友人とそして一人で訪れていました。 春には満開の桜を望む窓に、紅葉が手の届く位置に枝を伸ばしています。 まだ青々とした葉を透かして、窓下の道に広葉樹の落ち葉が紋様を描き始めています。 紅葉自体が彩着くのは来月半ばかな・・・。 コーヒーの味は落ちてはいない・・・。 良しとしよう! 時は移ろうもの、こころに季節を映しながら・・・。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
October 25, 2004 05:47:59 PM
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