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いえいえ、リク○ートの情報誌のお話ではありません。 我が社、パソコンスクールでの午後の一コマです。 Pawerpointの資格対策を指導している私に、隣の席から”やさしい”Gインストラクターの声が聞こえてきます。 「・・・・はいけい・・、はい、点まで入力して変換してみましょう。 そうですね・・。 ますます、ごせいしょう・・・ あ、ご・せ・い・しょ・う・・ですね。 しょ・・・SYOで・・・しょ・・になりますよね。」 受講生のTさんは50代後半の会社役員さん。 目下、日本語入力にチャレンジ中です。 「少し、タイピングの練習をしてみましょうか?」と先回インストラクターは勧めたそうな・・・・ 「いや、自分で・・家で自分で・・練習するから・・・」との反応だったとか・・ パソコンに限らないのでしょうが、一つの技術を身につけるには「けいこ」と「まなぶ」の両面が必要だと感じます。 そして、時として、片方が極端に苦手な人がいます。 パソコン操作もスポーツと同じで、正しい運動の仕方を頭で勉強はできます。 たとえば、水泳ならクロールの腕のかき方、息のタイミング・・・ でも、いくら岡の上で勉強しても、いわいる「畳の上の水練」身につけるには 水の中で繰り返し「体得」するしかありません。たとえ格好悪く恥をかいても・・・ またそれとは逆に、がむしゃら「けいこ」を積むけれども勉強が嫌いな人もいます。ある程度までは上達するでしょうが、いつしか成長が止まってしまいます。そこでその理論的裏づけなどを「まなぶ」と再び伸び始める・・・。 よくあるパターンといえます。 などと考えながら「人生」や「経営」を身につけるにも、「けいこ」と「まなぶ」の両面があるんだろうな・・・とわが身を振り返り・・・^^; 以前在学中に公認会計士の資格をとった年の若い友人と新幹線で隣りあわせで座りました。業務用の大きめの電卓を取り出した彼は、ひたすら1時間も「数字入力」の練習をしていたのを思い出しました。 ちょっと生意気で何事にも自信満々の彼の隠れた一面を見た気がして嬉しかった1コマです。 自分の弱さを素直に人前に晒し、教えを乞うことのできる性格。 弱みを見せられずに隠してしまう性格。 さらには、隠すだけに留まる人。 晒けることの出来ない性格を知って(自覚して)自分で努力する人。 性格によって努力の仕方も異なります。 教わるための姿勢。 そして、 教える立場に立てば、相手のこうした性格を理解するという姿勢が必要になりますね。 そんなことをつれづれ感じた午後のひと時。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
May 18, 2005 02:18:13 AM
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