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カテゴリ:ひと
今日、勤め先の株主総会での1コマ。株主から「女性がもっと活用してほしい。取締役にもっと女性を登用してほしい」という要望を頂いた。すると議長が「弊社には2人の女性取締役がいるので、一言づつコメントお願いします」ということで、2人の女性取締役から一言づつコメントがあった。
その内の1人である社外取締役の橘・フクシマ・咲江さんは、「私ももっと女性の登用を望みます。現在、弊社の女性管理職比率は2.4%。アメリカでは30%を超えている。女性が活躍できる環境を作るように努力します」ときっぱり発言。 僕は橘・フクシマ・咲江さんがしゃべるのを今日はじめて自分の耳で聞いたのですが、株主総会という緊張する席で、いきなりコメントを求められたのにも関わらず、颯爽と、そして明瞭に発言する姿に惚れ惚れしてしまった。 フクシマさんは、そのキャリアもすごい。日本の大学に加え、ハーバード、スタンフォードも卒業し、自ら会社の社長を務める一方で、2社の社外取締役も勤めている。でもリンク先のレポーターのコメントにあるように、その実際のイメージはちょっと違う。 -------------------------------------------------------------------------- 確かに御本人にお会いすると、経歴や実績から想像しがちな「すごい女性」というイメージと違うので驚く人も少なくない。率直で穏やかな話ぶり、小さめの声、フェミニンな物腰のなかに、プロの仕事人としての強い発信力をもつ--このコンビネーションが不思議な印象を残すのだ。 -------------------------------------------------------------------------- 是非、キャリアの部分のリンク先を読んでいただきたい。 フクシマさん自身は、もともと、ビジネスの世界でキャリアを築く事を目指していたわけではなかったようですが、「君が家にいるだけなんてもったいない、仕事をしたら?」と旦那がいった一言がきっかけで、本格的な仕事に入ったとのこと。この旦那さんもすごい。素敵な夫婦だなぁと思ってしまった。 以下もリンク先にあるコメント。 -------------------------------------------------------------------------- 「キャリアをつくるということは、自立した自分をつくること」だと、フクシマさんは言う。多様な体験を自分が積んでいれば、自分の可能性を現在の自分の環境に閉じ込めない。 「職場で八方塞がりのときでも、自分が本当にやりたいことは何か、と考えれば、前向きなれます。職場は一時的な場所ですが、キャリアは人生設計のことです。」 人生はいくつかもの局面、段階があり、その時その時での計画をたてる必要がある。その時に裏打ちになるのが体験から積み上げた力だ、という。 -------------------------------------------------------------------------- 最近仕事でいま1つ満足感、納得が得られない自分に、突破口を与えてくれそうな素敵なメッセージだ。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
Jun 23, 2005 01:03:42 AM
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