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カテゴリ:新しい夫婦関係
前回、前々回のブログではいろいろ意見を頂き、いろいろ思うところがあった。僕のブログの書き方も悪くて、考えが伝わらなかった部分もあったと思う。
まず言いたいことは、僕は夫婦別姓法が通ることを望んでいるということ。これだけは先に言っておきたい。 その上で、今の法制度。夫婦は籍を入れる時に苗字を選べる。それは男側の苗字でも女側の苗字でも良いわけで、「男の苗字にしなさい」とは言っていない。こういう言い方もひんしゅくを買うかもしれないけど、「夫婦の苗字の選び方は機会均等」、平等に機会が与えられている。 じゃぁなぜ、殆どの夫婦が男性の苗字を選ぶのだろうか?苗字の選択が機会均等であれば、統計的に考えれば女性の苗字を選択する夫婦が50%位いてもおかしくない。でも実際は男性の苗字を選択する夫婦が大部分を占めていると思う。 結婚する時にどっちの苗字を選択するかは夫婦それぞれで異なると思うけど、結局、保険、年金、扶養などを考えると仕事をしている人の苗字を選択することが妥当な選択になってしまうのではないかというのが前回のブログで言いたかったこと。夫婦が共に経済的独立をしていれば、苗字を1つに選択する理由がなくなっちゃうんだよね。 ただ、年金、保険、扶養などの社会保障についても、住民票上「妻(未届)」「夫(未届)」と記載することで法律上の夫婦と同等の扱いを受けることができるようなので、社会保障面を理由で苗字を1つにしなければならないと考えているのであれば、一考の余地がある。 相続の問題も、遺書を残せばクリアできる。非摘出子問題もきゅっきゅさん方式(ペーパー離再婚方式)でクリアできる。結構、法律の抜け道ってあるんだよね。そういったことを含めて、夫婦でしっかり話し合い、ベストな選択をすることが大切なんでしょうね。 さらに、MU沖縄さんのコメントにある通り、夫婦別姓法を望むのであれば選挙に一票を投じることも大切。でも法律を通すのは郵政民政化をみてもわかるとおり、生易しいことではないことも事実。 僕個人の意見としては、夫婦別姓法を勝ち取るには、国民のみんなが夫婦別姓を実践し、夫婦同一性を有名無実化してしまうこと。そうすれば法律を変えざるえない状況に追い込めると思う。どうでしょうか? 夫婦別姓って、やってみるとなんともないことだと気づくんだけど、やらないと気づけない。結婚の時に悩んでいるのであれば、悩んだまま自分の苗字を捨てるよりも、とりえあず別姓(事実婚)でスタートすることを薦めます。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
Sep 5, 2005 03:32:05 PM
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