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カテゴリ:新しい夫婦関係
「夫婦別姓について知りたいんだけど」と会社の先輩(女性)にたずねられ、仕事の後に飲みにいった。
彼女(先輩)は、結婚して10年以上。しかもDINKSということで、僕ら夫婦と全く同じ。ファイナンシャルプランナー(FP)の資格も保有する彼女は、資産運用、節税対策、そして夫婦のもつ資産がどちらに帰属するかを明確に管理している。遺産相続のために遺言も既に用意している。ある意味、僕ら夫婦よりすごい。 少し会社の話で盛り上がったと本題に突入。先輩が「結婚してからずっと苗字について悩んでいるんだぁ。」と。 先輩は職場では旧姓を使っている。僕の会社では旧姓で仕事をする女性が多いけど、先輩が結婚したころは、まだまだ旧姓で仕事をする女性はいなかったそうで、当時会社に「旧姓で仕事をしたい」とかけ合ったとか。いわば職場での旧姓を広めたパイオニアでもある。 その先輩が、苗字を旧姓に戻したいと真剣に悩んでいる。夫婦共同で購入したマンション(払った割合では先輩の方が多いとのこと)を旦那だけの資産(要は旦那に贈与)にしてもいいから、離婚届けを出して、旧姓に戻りたいとまで言っていた。 別に夫婦の縁を切るわけではない。生活を変えるつもりもない。事実婚というスタイルを望んでいる。 結婚する時は、苗字の変更に躊躇する女性は多いと思う。でも結婚して10年以上経つと時間が解決する場合も多いんじゃないかなぁと思っていた。でもそうでない女性もやっぱり多いんだなぁと改めて思ってしまった。 先輩は旦那に「事実婚にしたい」と相談したけど、旦那は同意しなかった様子。 僕からは「旦那の気持ちはよく分かる。急がずじっくり夫婦で話した方がいいと思いますよ」「先輩夫婦の場合は、僕ら夫婦と同じようなスタイルなので、事実婚には適していると思いますよ」「事実婚でやってみると大したことじゃないって気づくんですよ」などとお答えした。 翌日、先輩からメール。 「旦那との交渉が成立したら証人になってね」と。これも初めて知ったんだけど、離婚届けには証人が2人必要なんだって。びっくり。大人同士が話し合って決めた離婚に証人が必要って一体どういうこと? 早速、インターネットで離婚届けのフォームを見てみると証人欄を発見。法律婚って本当に厄介だなぁと思ってしまった。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
Nov 13, 2005 01:35:59 AM
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