|
テーマ:英語のお勉強日記(8007)
カテゴリ:CELTAという名の英語集中教室
4ヶ月のコースの間に6時間、ベテランの先生のコースを見学しなければなりません。
今日はCELTAのオフィスで毎週行われている英会話教室の授業を見学してきました。 担当の先生によると、生徒さんたちはもう長年通ってきている人たちなので、あれこれやるのではなく、とにかく90分の授業の間にできるだけ話させるようにしているとのことでした。 見ていると先生は黙って生徒さんが話すのを聞き、その後Feedbackで間違いを直したりするだけ。最後の30分に先生が用意していたActivityをしましたが、その時も生徒さん同士で話すことが多く、先生は聞きながらその場でアドバイスを一言二言言うのみ。 授業が終わった後、興味深い話を聞きました。 その先生は以前企業研修で2時間の授業を担当していたそうですが、風邪を引いて声が出ないフリをして、一言も話さなかったそうです。そうすると生徒さんたちがとにかく一生けんめい話していたとのことで、最後に「みんな、今日はたくさん喋ってくれてありがとう。」と、「きれいな」声で言ったとか(笑)。 教師は授業の準備に時間をかけ、授業では何もしないんだそうです。 Stay outside of the classroom.と。 もちろん教室から出て行くという意味ではなく、教室に入ったら自分の存在を消せとのことです。 最後に日本人教師とネイティブの教師とでは役割が違うのではないかという意見を述べたら、「今の学校教育ではそうなっている。でもそうしなければならない理由は?」と聞かれ、返答に困りました。 生徒さんが持っている力を最大限に引き出すこと、そこに新しい知識を少しずつプラスすること、それが教師の役割だそうです。 どうも私は授業中にあれこれと喋りすぎる傾向があるので、もっと生徒さん主体の授業にすべく、頑張って準備を続けます。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
[CELTAという名の英語集中教室] カテゴリの最新記事
|