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カテゴリ:株式
株式投資の本やサイト、Blogを見ると、良くまとまったところには大概、「損切りの重要性」が書かれている。
それこそ、「損切りできるかどうかが勝ち負けのポイント!」のように書かれていることも多い。 素人さんはそれを信じて、機械的に損切りをすることをマスターしたり、あるいは心理的抵抗感に負けて損切りできなくて悪夢にうなされたりしているわけだ。 ちょっと損切りについて書いてみようと思う。 まず、「きちんと損切りできるようになるにはどうしたらいいか。」 「損切りの重要性」の前になぜこれを書くかというと、私が「損切り1番」の考え方じゃないから。 大抵の記事には、「自分でルールを決めて、きちんとそれを守る。10%なら10%。それを下回ったら売るべし」なんて書いてある。 至るところに書いてあるのをみると、きっとそれが守れない人が世の中にはたくさんいるのだろう。 守れない方に身につけてほしい考え方。それは、 「今日は売ろう。売ったのが失敗だと思ったら、明日買いなおせばいい」 とりあえず ・自分のルールに抵触した ・すぐにあがると思ってたけどなかなか上がらない。ていうかむしろ下がっている。見込み違いかな? ・こんなはずじゃなかったのに。なぜだ? と思ったら、とりあえず売る。 売ってから考える。 株を持っていると、どうしても持っている銘柄に対する「思い」が相場観に影響します。 「思い」を断ち切れて、機械に徹することができる人はそれでいいのですが、そうではない人は、とりあえず売ってみる。 売って、「今日のところは負け」としておく。 で、また考える。今売った株について。他の株について。現在の相場、地合いについて。いろいろ。 やっぱり今日売った株は明らかに割安だ、って結論になるかもしれない。そうしたら次の日に買い直せばいい。 考えてから売るのではなく、売ってから考える。 ※あくまでも、「損切り」についてのお話です。「利益確定」については後日。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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