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テーマ:受験シーズン(578)
カテゴリ:受験
センター試験の申込み期間がおとといから始まった。期限は来週末。
そう、来週末にはセンター試験に申し込まなかった、という現実と向き合うことになる。 決断したことだし、いまさらどうということはないけれど、気分的にすっきりしないのが予備校との関係。 やっぱり、それなりに気を使ってもらって、私を合格させるために協力してくれた人たちがいる場所。 今年の受験はやめたから無視無視、って開き直っててもいいんだけど、「あの人、心配しているかなぁ」とか余計なことを考えてしまうのが気に入らない。 お金払っているんだから別に文句ないだろ、って開き直れる性格なら、そもそも鬱になったりしないし、多分医者になろうなんて考えも起こさなかっただろうし。 てなわけで、一度きちんと現状と見通し、今後の話、その他もろもろを話しておこうと思い、今日予備校に電話をかけて、チューターとの面談予約をした。 今日でもいいよ、ということなので、今日会いに行くことになった。 何となく、スーツを着ていこう、と思って、久しぶりにスーツを引っ張り出して着てみた。 だぶだぶのスーツ。鬱になる前にオーダーで作ったスーツ。当時は私の体にぴったりフィットして、かっこよかったんだけど、痩せてしまうとかたなしだ。まあ、今の体にあったスーツは持ってないから仕方がない。 通学定期で予備校に向かう。通学定期、もうすぐ期限が切れるんだ。どうしよう。 定期持ってるって、結構金銭以外のメリットがあるんだよね。 自分の居場所、って感じ。自宅と、予備校のある街の2つの自分の居場所がある、っていう感覚。 この気持ちを持ち続けるためだけに、定期を買ってもいいかな、と思った。 ・・・ 予備校に着いた。久しぶりの光景。職員に挨拶されまくり。スーツ効果絶大。 チューターの待つ教務窓口に行き、一緒に面談室に行く。 現在の病状、今はとにかく休むということ、センター試験の申込みはしないことなどをまず伝えた。 医師になるための考え方・価値観と、ビジネスマンを10年やってきた自分の価値観にちょっと差があることや、ネガティブなニュースを耳にする機会が多いこと、自分のメンタル面での問題から、医師になれるか、なると幸せになれるか、ということに疑問を感じ始めていることも伝えた。 人を救いたい、そういう気持ちは今でもある。でも、医師の価値観と経済人の価値観ってやっぱり違うんだよね。 私は医師でもないし、純粋な経済人でもない。ただ、自分の価値観を押し殺して学生生活を送り続けるかどうかの不安がある。 なってしまえば悪徳医師にでも何にでもなれるわけだけど、なるまでは純粋である、少なくとも「純粋」を演じ続けられる必要があるような気がして。 まあ、このことについては、休養期間が終わって、メンタルが正常に戻って、それからまた自分の思いと相談すればいいこと。今は結論は出さない。 生活には心配ないことも伝えた。「代表取締役社長」って書いた名刺渡してね。社長なんて誰にでもなれるから、生活の保障にはならないんだけど、一般人は「社長、スゲー!」って思ってくれたりするから便利。 ついでに、8月末にBlogに書いた不満についても伝えた。まあ、後進のためにもね。 昨年お世話になった別のチューターにもあいさつした。 自分の勉強スタイルを鑑みると、もうこの予備校に通うことはないと思う。 たとえまた受験生への道を歩むとしても。 けれど、きちんとあいさつして、心配いらないことを伝えておけば、互いに気が楽だし、何かの縁で再会した時も楽しいひと時を送れるし。 別れ際って大切だよ。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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