納豆、テキーラ、Ｒ＆Ｂ

デトロイトの注目シンガー、ドゥウェレィのサードアルバムが6月末リリースの運びに。

[2008年05月04日]

　スラム・ヴィレッジ(Slum Village)らと共に地元デトロイトから独自の音楽を発信しているシンガー、ドゥウェレィ(Dwele)。昨年、コモン(Common)の"The People"やカニエ・ウェスト(Kanye West)の"Flashing Lights"などのヒットシングルに次々と客演したことでメジャーシーンからの注目度も高まる中、サードアルバム"Sketches of a Man"が6月24日にインディ大手のKoch Recordsからリリースされる運びとなった。

　ドゥウェレィは「このアルバムは、俺自身の在り方と今年の方向性を示すものになるだろう。人生と愛からインスピレーションをもらって、様々なジャンルの音楽を上手くミックスして、新しい文化を作り出すことを模索した作品になっている。俺のメッセージがちゃんと届くように、真剣に耳を傾けて欲しいね」とコメントを寄せている。

　ファーストシングルは、メジャーデビュー作"Subject"にも参加のG-1が手がけた"I'm Cheatin"が選ばれており、他にもナッツ(Nottz)によるノリの良いヒップホップチューンの"A Few Reasons"などが収録されている模様。(t)

＜NOTRAX NEWSより抜粋＞

　ヤツのmyspaceにチョイ前から“June 24th・・・”ってイミ深に書いてあったけど、３ｒｄアルバムの発売予定日だったんすね。

　１ｓｔ、２ｎｄはメジャーのVirgin recordsからの配給だったけど、３ｒｄはインディーズからなのかぁ。
　“Jay Dilla系のデトロイトの空気感を持つシンガー”として、最近はあのカニエ・ウェストにかなり重用されて注目されたと思ったんですけど、やっぱり前２枚がヒットしなかったからかなぁ。

　解説や対訳、ボーナス・トラック目当ての“国内盤”派のオイラとしては、インディーズ・レーベルからのリリースとなると、国内盤が出ない場合が多々あるので、その辺が心配なんすよね。｢こりゃ国内盤でないだろ｣って輸入盤買ったら、ジワジワ評判になって一年後くらいに国内盤で再リリースされるって最悪パターンもあります・・・。まぁどんな環境にあっても好きなアーティストがイイ音楽をコンスタントに届けてくれるってのは至極幸福なコトなんですけど。

　１ｓｔシングル“I'm Cheatin'”(タイトルからして“男と女のラブ・ゲーム”を予感させる恋歌！？)は、１ｓｔアルバムに収録されてた“The Truth”の続編とも言えるよーな、いかにもドウェレさんっぽい浮遊感漂いまくりの“極上ユラユラビート”ソング！コリャいいですな！アルバムへの期待も膨らんでしまいます！そーいえば１ｓｔアルバムも２００3年の初夏の時期でしたね～。どこかのレコード会社、ガンバって国内盤出してオクレ！

↑見た目に反して、極上シルキーヴォイス。

dwele myspace

↑ニュー・アルバムからの１ｓｔシングル“I'm Cheatin'”聞けます。このプロフィール写真、K DUB SHINEに似てる！

☆“汚れっちまった”愛に・・・☆


Slum Village feat. Dwele “tainted”

↑Jay Dilla脱退後の２００２年のアルバム『Trinity』からのシングル。カリーム・リギンスによるプロデュース。