納豆、テキーラ、Ｒ＆Ｂ

　donnie

　『the colored section』　(’０３)

　オイラが持ってるドニーさんのＣＤは輸入盤なので、くわしいアーティスト情報はわからんのですが、調べたところによると、１９７６年にケンタッキー州に生まれ、ジョージア州アトランタで育ったそうです。そしてなんとあのソウルレジェンド、マーヴィン・ゲイの親類でもあるらしいです。

　２０代前半まで教会で歌い、同郷のインディア・アリーのサポートを受け、2002年にＮＹのGiant Step Recordsからアルバム『the colored section』でデビュー。このデビュー作はジワジワと人気が出始め、モータウンから2003年に再リリースもされました。

　一聴してわかるように、歌い方や曲調がモロ直球でスティーヴィー・ワンダーからの影響が強いです！声はスティーヴィー・ワンダーとダニー・ハザウェイを混ぜた感じ？
　ラテンっぽい曲があったりして、そこがまたスティーヴィーっぽいんですが、’７６年生まれってコトで、やはりＨＩＰＨＯＰな薫りも十分にします。
　もちろんゴスペルがドニーの音楽の最も重要な根幹の部分にドッシ～ンとあるんですが、その辺も古き良き、熱い“ソウルマン”の継承者と思わせる所以でしょう。

　このアルバムの２曲目“beautiful me”という歌がオイラのお気に入りで、これがもう、震えるぞハート！な一曲！！鳥肌立ちまくりのフューチャリスティック・ゴスペル！ゾワゾワと心を奮い立たせるパワーをくれます！この曲を視聴した瞬間「コレだッ！」って思ってソッコーでレジに走りました。

　２００７年には２ｎｄ『Daily News』を発表。デビュー作同様、ルーファスのベーシスト、ボビー・ワトソンや、アース・ウィンド＆ファイアーのギタリスト、アル・マッケイらが続投で参加。よりメッセージ性の強い内容になっています。

☆ど兄さんは、日々歌う！☆　

Donnie “911”

↑’０７年の２ｎｄ『Daily News』からの１ｓｔシングル。いつになってもなくならない戦争や争い・・・、張り裂けんばかりに歌うドニーさん！ところでドニーさんの顔、佐賀県の歌を歌ってた「はなわ」にチョッピリ似てません？

Donnie “If T Were You”

↑同じく『Daily News』より、モロにスティーヴィーな感じの一曲。とにかくハッピー＆ピースフル！！