カテゴリ:ふつうのネタ
“日本の古い文学を、現代ッ子の少年・少女たちにも読んでもらおう”という希望(狙い?)のもと、オビに有名コピーライターのキャッチコピーが書かれていたり、若手俳優の写真や、人気漫画家のイラストが表紙に使われたりする動きがあるようですが(実際こーすることによってモノスゴイ売れ始めているらしい)、オイラもその策略にハマっちまいました。 “ジョジョ(の奇妙な冒険)大好きッコ”のオイラとしては、作者の荒木飛呂彦氏がカバーを担当した『伊豆の踊子』を買わずに素通りすることなど出来んのでした。集英社にしてやられました。 おぼっちゃんの学生が芸人一家としばらく旅を共にし交流を深め、踊子の美しい娘に恋するも、度々気付かされる“現実の壁”に苦悩して悶々と恋心を押し隠し、悶々としたままお別れする、そんなお話でした。 そんなワケで、内容を踏まえてこの表紙を見ると、「このイラスト、“日本の旅芸人の娘”というより、なんか“ロマ民族”っぽいよな」って思いました。 太宰治の『人間失格』、芥川龍之介の『地獄変』、夏目漱石の『こころ』を、マンガ『Death Note』の作者・小畑健が表紙イラストを担当していました。 これとは逆に、コアな文学ファンの為に、作家肉筆の、直筆原稿をそのまま印刷して本にしたってのもあるそーで、書き直し箇所もそのまま載ってるので、推敲の過程がわかるようになってるみたいです。
中学校や高校の頃、夏休みが来る度“読書感想文”を書かされてたけど、毎年「こんな暑ッい中、じっと小説なんか読んでられっかァ~ッ!」ってなってました。 高校生の頃、夏目漱石の『こころ』を読まされたけど(当時の表紙はわたせせいぞうのイラストだった)、特に心に響くことはありませんでした。
けど、高校生くらいの年代が、この小説読んでしっかり理解できるんですかね~?
「私は今自分で自分の心臓を破って、その血をあなたの顔に浴びせかけようとしているのです。 私の鼓動がとまった時、あなたの胸に新しい命が宿ることができるなら満足です。」 ~夏目漱石『こころ』より~
なんて書いてあっても、オイラはなんのことかサ~ッパリわからんかったぞ~?
・・・最後に、今回の記事書き終わって、「公開する」をクリックしても“ワイセツな表現が含まれます”ってエラー表示が出て、全く公開できませんでした。何でかな~って思って手直し箇所を探してみたら、Punch Line(名文句のイミ)ってトコロ、カタカナ表記してたのが原因だったよーです。“パ○チラ”って文字がダメだったみたいッス・・・。
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