カテゴリ:音楽ネタ
『THE ONCE AND FUTURE』 (’99) Jazzyfatnastees
またもや例の“オイラの期待を裏切らない”ホームセンターに立ち寄ることがあり、まだCDワゴンセールやってたので、さらに掘り出してみました。 リリース当時に気にはなってたけど、結局買わずに終わってたCDを発見すると、「オ!ここで出会えるとはッ!救出してやらんと・・・!」って勝手に思ってジャンジャン買ってしまいます。オドロキの“投売り価格”で買うのも申し訳ない気がしますが・・・。 そんなワケで、’99年のリリースからおよそ10年の時を経て、ワゴンでキセキの再会を果たしたのがこのジャジー・ファット・ナスティーズのデビューアルバム、『THE ONCE AND FOREVER』。なんと国内盤を480円にて購入ッ!! やっぱ今ワゴンで投売りされてるのって、およそ10年くらい前のが多いですよね。 Bilalの傑作デビューアルバム『1st Born Second』とかもポツンとあったりしましたからね~。J Dilla(soulquarians)とDr.Dreが手がけた曲が同時に収まってるアルバムなんてホント貴重ですぞ!?ヒットしなきゃワゴン行き・・・、切ない限りっすわ・・・。
この“ジャジー・ファット・ナスティーズ”、グループ名に特徴があったので、今までその名前とアルバムジャケット写真、そしてThe Rootsが全面バックアップという事を覚えていたので安心して買えましたよ。 jazzyでfat(コレはHipHop的にはイイ意味)、そしてnasty(コレも、辞書にのってるよーな“卑猥”ってコトじゃなく、まぁ“エロカッコいい”くらいの意味ではないでしょーか)。
The Rootsの面々が演奏してるんですが、やはり特筆すべきは、ほぼ全編プロデュース、曲を共作してるスコット・ストーチの仕事っぷりでしょう。 “ザ・ルーツ卒”のミュージシャンの中で、ブッちぎりで大成功した観のあるスコット・ストーチ、’99年当時、あれほどの大物になるとは思わなんだ。2005~2007年頃のイキオイ、モノスゴイものがありましたよねー。ティンバランドには小モノ扱いされてたけど。最近あまり目立ってないっすね。税金滞納とかで大変らしいッス・・・。
ジャジー・ファット・ナスティーズは、トレイシー・ムーアとメルセデス・マルティネスという女性二人組で、93年頃、当初は4人組コーラスグループとして活動を開始。メルセデスは、初期Pharcydeのプロデュースを手がけた、J-Swiftの妹だそうです。 2002年には2nd『The Tortoise & The Hare』(タイトル『亀とウサギ』って何で?)、配信限定で3rd『The World Is Coming』をリリース。現在もグループ活動は続いているようで、ルーツ作品に参加してるようです。
☆“ココロの痛手”ソング☆ ↑“ピッピロリ~ロ、ピッピロリ~ン♪”ってな印象的なローズ・ピアノのリフに、“ハァ~、ハァ~ン♪”とのっかるコーラスがナントモたまらん一曲。モロ10年前って感じがしてスゴくイイです! ビューチフル・オネエチャンズが歌ってるのをアップでとらえ続けるイロっぽいムンムンなPVですが、歌詞の内容は詩的で深いすよ。
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