カテゴリ:ふつうのネタ
もう去年の暮れの話。 じいちゃんが新聞に載ってた広告を切り取って眺めてました。何かなぁと思って見ると、最新版イミダスの広告。 じいちゃんは新聞をじっくり読みます。ホントに穴が開くほどジックリと、一日中。だからそのような、新聞社から出版されるような「年鑑モノ」が大好きで、毎年毎年、各社から出される「総括○○年」みたいな本をホボ全種類買います。 そこで、早速お目当ての本を買いに本屋に行ってみることに。 イチバン近い大きめの本屋に行くと、休日だった為、かなり混雑していました。「客数に対して店員が明らかに足りない」ってくらい。高齢のじいちゃんを連れ歩いてその本を探し出すのは困難に思えました。 その若い女の店員は、一緒にその本を探してくれたけど、見つけることが出来ず、「申し訳ございません、売り切れたかもしれません・・・」との事。
どーしてもその本を見つけたくなったので、今度は駅前にある別の本屋に行きました。 「じいちゃん、あったよコレ。コレでいいんだよね?」と、その本と切り抜き広告を見比べると、じいちゃんは「そうだそうだ、この本だ、この本だ。」と納得して手にとりました。 するとじいちゃんは「もっと種類はないのか、各社でもっと種類出てるハズなんだが・・・」と言いました。 さっきの店員が近くにまだいてくれたので、その事についても尋ねてみると、年明けに出版されると教えてくれました。 するとその店員が、「少々お待ちください、いつ頃出るか調べて参ります」と言い、ササーッとレジカウンターの横にある端末に走って行ってチャっと調べてササーッとまた戻ってきて、各社の発売日が書かれたメモを渡してくれました。 じいちゃんにそのメモを渡すと、「そうかそうか、じゃぁこの頃また来ようなぁ。」と今度こそ大いに納得してくれました。
「いやぁ、この店員の人、見事な接客だなぁ・・・!」とオイラはホントつくづく感服しました。まず、こちら側が「いつ頃出るのか」と聞く前にすばやく調べに行ってくれたのも好感触の手際の良さです。40歳半ばくらいの男の店員で、テキパキと動いて、ほかのお客さんにもすばやく対応していました。 こういう店員が一人でもいればまたそこに買い物に行ってもいいと思うし、こういう店でこそ、じいちゃんに大量に買い物して欲しいと思いました。 同じテナントビル内にある、ワカモノ向けの本屋?になるのか、NYにある有名ジャズクラブと同じ店名のアノ店とは大違いです。 とまぁ、店員の違いで、その店に対するイメージも変わるってコトです。
その後外に出ると、すっかり暗くなって、夕飯にはまだ少し早かったけど、近くの吉野家で牛丼を食って帰ることにしました。
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