カテゴリ:音楽ネタ
MAXWELL 『BLACKsummers'night』 (’09)
やっと国内盤が発売されたんで、ようやく聞けました。マックスウェルの8年ぶり(!)の新作、『BLACKsummers'night』。 荒々しく、生々しく、熱狂的。 1stは緻密、2ndは緻密すぎた傾向(けどオイラは大スキ)、3rdは“ライブ感”を重視した内容だったと思うのですが、今回の4枚目のアルバムはより“生”な感じで、“偶然が生み出す奇跡の最高の瞬間”のセッションを記録したかのよう! 金管楽器とドラムが今までに無いほど前面に出てます。疾走感がアフロビートっぽい!まさに8年間溜まってたのがドバっと!ってな感じです! 声も曲によってかなり違うように聞こえます。おそらくこの8年間で録音した時期が異なり、その間に声もより円熟したものになってきたのでしょうか。一曲目の“bad habits”という曲、チョイ太めになった声で、最近のライブ映像で聞こえる歌唱法と声質に近いので、この曲は比較的最近録音されたものなのではと思いました。 この8年間、ヤツは何をしてたかというと、完全にフツーの暮らしをしていたそうです。髪を短く切ったのもその為だそうで、おかげであまり人に気付かれなかったそうです。
よく女の人にマックスウェルやマーヴィン・ゲイをオススメする時、「このオッチャンの歌を聞かないままでいるのは、女として生まれたのに、一つ損したことになりますよッ!」って言うのですが、それぐらい女性にアピールするモノありますよね!? オイラ野郎どもも、マックスウェルを見習って、モテオーラ1gでも御裾分けしてもらいたいモンです。 “たくさんの逆風の中、松明で照らし続けてくれたすべてのリスナーに特別な愛を・・・。永遠の感謝とともに・・・。” ってこんなコト、サラっと言えるよーじゃなきゃダメですね・・・。
「創作活動時は、ミューズが舞い降りてボクに音楽を作らせるんだぁ・・・」と真剣に語り、クレジットに明記される彼の名前はすべて“Musze(ミューズ)”にしてるマックスウェル。 これから何年後も、女神はマックスウェルに微笑み続けるんでしょうなぁ・・・。
CDのジャケットや、歌詞のレイアウトもまたオシャレな仕上がりになってますよ・・・。
↑YOUTUBE内のヤツのページへ。
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