カテゴリ:ふつうのネタ
『GRAND THEFT AUTO 4』
国内外問わず、未成年が凶悪な犯罪、事件を起こした場合、“子供達が暴力沙汰や犯罪を起こす要因の一つになり得る”として、過激な暴力描写がふんだんに盛り込まれた映画、TVゲームなどが槍玉にあげられますが、その時に真っ先に名前が出るのがこの悪名高き暴力ゲーム・『グランド セフト オート』シリーズ。 チンピラが数々のシノギ(かっぱらった車の売買、敵対組織との抗争、ヤクの取引、強盗、強奪、用心棒、要人の誘拐などなど・・・)をこなし、カネを稼いでのし上がる、といった内容で、言わば、ブライアン・デパルマ監督、アル・パチーノ主演の『スカーフェイス』や、クエンティン・タランティーノ監督の『レザボア・ドッグス』、『パルプ・フィクション』の雰囲気を持ち込んだTVゲームって感じです。 このゲームの最大の売りは、“ゲーム内のとてつもない自由度とリアリティ”。 イカれたゲーム内容はそれはそれとして、このシリーズがゲーム界に与えた影響は多大で高評価を得ており、今回の新作では、制作費が100億円以上かかったらしいですが、発売後数日でそれを回収してしまうほど大ヒットしたそうです。 このシリーズは、知り合いの「バカゲーム愛好家」(この人はモチロン全シリーズ制覇)から、『GRAND THEFT AUTO vice city』を借りてやったのみで、シリーズ全体を鑑みての評価はできないのですが、相当オモシロい部類に入るゲームでした! 当初は全く購入する気はなかったのですが、せっかくPS3あるし、廉価版が出たってコトでやってみたら結構ハマりました。かなりやり応えがありましたねー。大体ゲームは3~4日くらいでクリアしてしまうのですが(大体やるゲームは単純なアクションゲームが多いから)、このゲームは2週間くらいかかりました。それでもクリア後の“ゲーム達成率”は70%くらいで、まだまだ30%楽しめるようです。 オンラインも対戦あり(参入したけど、まるで勝てん!)、協力プレイあり、カーレースありと、“達成率100%”を目指すには相当かかりそうです・・・。 それと何と言っても今作の購入の最大の動機、それはゲーム内で聞ける「カーラジオ」にあります! カーチェイスの場面でメインソースの“Live At BBQ”や“Supa Star”が流れた時、マジで気分が盛り上がりました!「仲間をひとり消す」という辛い選択を迫られるミッションの後、車に乗り込んだらマーヴィン・ゲイの“Innner City Blues”が流れた時、ホントに気分がドンヨリしました・・・。 他にも、イギー・ポップが“クラシック・ロック”、ジュリエット・ルイスが“オルタナティヴ・ロック”、ナゼかカール・ラガーフェルドが“ディスコ”を担当してました。レゲトンやテクノ、ジャズ、現行R&BやHIPHOPのチャンネルもあり、すべてのゲームプレイヤーの音楽嗜好を網羅するように作ってるのか!?って思ってしまう程の充実っぷり!!ハッキリ言って、日本のゲームやってるヤツら、みんな知らないと思うぞー!!?
と、子供たちには確実にやらせたくないゲームだけど、大人がやって愉しむには相当楽しめるゲームでした。ハッキリ言って、首を長~くして待ってた『BIOHAZARD5』よりオモシロかったです!
そして今月半ばは、待ちに待った『アンチャーテッド』の続編が遂に出るッ!こっちも楽しみっすわ!
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Last updated
Oct 7, 2009 04:14:05 AM
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