カテゴリ:カテゴリ未分類
“美しいにもホドがある”曲、
ってありますよね?
思いつくところでは、スモーキー・ロビンソン&ミラクルズの“Ooh, Baby Baby”、ラモント・ドジャーの“Why Can't We Be Lovers”、ジョニー・ブリストルの“Hang On In There Baby”、ダニー・ハザウェイの“Someday We'll All Be Free”、ロバータ・フラックの“Killing Me Softly”、マリーナ・ショウの“You Taught Me How To Speak In Love”、ルーファスの“Sweetest Thing”、ミニー・リパートンの“Lovin' You”、デニース・ウィリアムズの“Free”、アース・ウィンド&ファイアーの“After The Love Has Gone”、スタイリスティックスの“Betcha By Golly Wow”、グローヴァー・ワシントン・Jrの“Just The Two Of Us ”デバージの“I Like It”、ロジャーの“I Wanna Be Your Man”、プリンスの“When 2 R In Love”(歌詞はとてつもなくヒワイ)などなど・・・。 そんな“美しいにもホドがある曲”に巡り会うと、「いやぁ~イイ歌だわさ~」と心の底から感動し、そんな名曲を作ってくれたアーティストに心の底から感謝&尊敬の念を持ち、心ゆくマデに落涙し、今後、人生の節々の幸せなヒトトキの一瞬に、その名曲たちが傍らに流れててくれたらと思わせられます。この曲と共に一生をすごそう、と。
『END OF A RAINBOW』 (’76) Patti Austin
パティ・オースティンのデビュー・アルバム『End Of A Rainbow』(ジャケ写、モノスゴイ髪量ですな!)の一曲目、“Say You Love Me”も、まさにそんな“美しすぎるにもほどがある”曲。 パティ・オースティンといえば、ロッド・テンパートン作曲、クインシー・ジョーンズのプロデュースによる、ジェームス・イングラムとの大ヒットデュエット“Baby Come To Me”(’82)が有名ですが、歌手デビューしたのは何と4歳の頃で、ジャズ・ミュージシャンだった父親の繋がりから、サミー・デイヴィス・Jrのステージに出演し歌い始めたそーです。 その後、TVショーやコマーシャルソングを手がける傍ら、セッション・ミュージシャンとして、ボブ・ジェームスや、ロン・カーターの作品で歌ったり、ポール・サイモンやロバータ・フラックの作品にバックコーラスで参加したりして、ようやく本作でソロデビュー。 やはりデビューするまでに培った作詞・作曲のソングライターとしての力量は確固たるもので、このアルバム収録曲は4曲目“ More Today Than Yesterday”以外は全部パティ・オースティン本人によるもの。 一曲目“Say You Love Me”の他も佳曲ぞろい。参加ミュージシャンが、真剣な熱い眼差しをしながらも、どこかしら微笑んで演奏してるのであろう情景が目に浮かぶよーな、暖かみが溢れる作品、女心を豊潤に歌い上げた珠玉のラブソング・アルバムになってますよ(中には失恋ソングもありますが・・・)。 キビしい寒さが緩み、暖かくなりはじめた今日この頃、ゼヒ聞いていただきたい一枚です。
☆邦題“愛してると言って”☆ ↑ワタシから言っちゃうわよ、このキモチ! 女心打ち明けソング、何度聞いても胸にキます。
「角川3人娘/永遠のブレンディ姉さん」、原田知世も“スウェーデン経由のラテン風”でカバーしてます。
お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
Feb 26, 2010 05:18:55 AM
コメント(0) | コメントを書く |
|