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モノの好き/嫌いが急に変わるというパターン、食い物に限らず、イロイロな事柄でも起こります。
“フランス映画”ってものがナニヤラ小難しい気がして、どうもずっとニガテだったんですが、15年位前、パトリス・ルコント監督の『リディキュール』という作品を見てから妙に好きになり、そこからヌーベルバーグやら、イタリアのネオ・リアリスモやら、多少古いヨーロッパ映画も平気で見られるようになりました。 それとは逆に最近は、“香港映画”、“中国映画”がまったくダメになりました・・・。ホントにスキだったんだけど、最近のはな~んか見る気が全然起きない・・・。録画して観てないのがたまる一方デス・・・。ナゼだ? きのしたユッキーナがフジモンと真剣におつきあいしてるって報道聞いてから、「ホントはいいコなのかも?」と勝手に思ってしまい、イオンのCMがやたらかわいらしく見えたりもしてます・・・。
マンガの好みもハッキリしてるんですが、変化したのが最近あります。
・・・なんですが、同じ漫画家が現在ヤングマガジンで描いてる、
『喧嘩商売』、これがホントにホントにオモシロイッ!!
5~6年前の連載開始時、ケンカシーンに交えて相変わらずのオフザケ路線と、芸能人ネタとかやってて「相変わらずヤな感じだな~」って思ってました。 「ルールなし、何でもありの“ケンカ”で戦った時、最強の格闘技は何か?」、日本人最強を決めるトーナメントに集められた最強の格闘家たちは、マトモな格闘家もいれば、完全にブッ壊れたアブないヤツもいる!キャラの描き方、人物背景がこれまでにないほど秀逸! あらゆるハッタリ、罠、かけひき、卑怯なワザを使ったケンカシーンは、“格闘”というより、“バトル”と言ったほうがいいかもしれません。
日本には「ヤンキー漫画」ってジャンルが確立してて、どの少年誌、青年誌にも、ひとつは連載されています。だけど、小さい頃からこの「ヤンキー漫画」ってのが大嫌いで大嫌いでしかたありませんでした。『ろくでなしブルース』だけはナゼかスキだったけど。
・・・なんですが、「ヤンキー漫画」というより、「チーマー漫画」であるこの、ヤングジャンプ連載中の、
『サムライソルジャー』はオモシロイ!!
渋谷を舞台に、各チームの抗争を描いたケンカ不良漫画で、登場人物の一人が、ファンカデリックのレコードを手に持ってたってだけで、この漫画が何となくスキになって読み始めました。 ケンカ、ケンカ、熱い友情、ケンカ、キメ台詞、そしてまたケンカ・・・。不良漫画の“浪花節”的展開が、この漫画に限り、ワシにもグサっと刺さるモノがありました。 最近の不良漫画のほとんどがそうであるように、『クローズ』みたいな絵柄ですが、この作者、調べてみたら、昔ヤンマガに『ランブルフィッシュ』って漫画を描いてた人でした。
「料理マンガ」ってのも多数ありますね~。料理のこだわり、お酒や食材の含蓄、こまかな歴史までがワンサカ盛り込まれている上、それにうまく纏わる人間ドラマ・・・、そんな「グルメ漫画」って、女の人が読んだらオモシロイしタメになると思うんですが、不思議なことに、おっさん向けの漫画雑誌に多くが連載されてますね。“料理は女の人がするもの”って言ってるワケではないですが。そんな「グルメ漫画」も好んでは読むほうではありませんでした。
トラック運転手の強い味方、アクションあり、人情あり、ギャグあり、4コマあり、エロあり、そんな『週刊漫画TIMES』連載の
『バリスタ』、これもオモシロイ!
中学生の頃コーヒーが好きになって、自分でエスプレッソとか淹れてんでたりしてました。
そんな時期に始まったこのマンガ、コーヒーと、それにまつわる知識、人間ドラマが描かれていて、ホっとさせられます。 線の細いマンガはニガテだったんですが、絵が上手なので難なく読めます。普段映画やマンガ、ゲームは、激しいアクションもの、バイオレンスものを好んで見る傾向があるので、このテのモノはホントにホっとします・・・。
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Last updated
May 17, 2010 01:30:33 AM
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