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『THE RISE AND FALL OF KEITE YOUNG』 (’07) KEITE YOUNG
まず真っ先に、名前が読めんよ。ヤツのmyspaceを見ると、“KEET(キート)と発音して”と書いてあるから、おそらくアーティスト名は「キート・ヤング」でいいのでしょうか。 イマイチ情報が少ないので、引き続きmyspaceに記載されてる内容によると、テキサスのフォートワース出身(God's Propertyのカーク・フランクリンと同郷)。標榜する自身の音楽は“Soul/Funk/Rock”とあり、影響を受けたミュージシャンはリトル・リチャード、アル・グリーン、スライ、JB、ハウリン・ウルフ、スティーヴィー・ワンダー、ビートルズ、ジョージ・クリントン、プリンス、クイーン、AC/DC、ピーター・ガブリエル、ジョン・リー・フッカー、グレン・ゴーインズ・・・、この時点でスデにいいッスね、プンプン漂ってきますね、雑多ゴッタ煮ドブ色ミュージックのかほりがッ(最上の賛辞)!!! そして、やっぱこのテのミュージシャンってナルシストっぽい人が多い気がします(アーティストはオノレの才能を過信することから始まると思うので仕方ないですが)。だってバンドメンバーは“オマエとオレさ・・・”なんて書いちゃってますから。写真も自己陶酔してる感が漂ってます・・・(テレンス・ハワードにチョイ似?)。 この世代のミュージシャンは、「プリンス直撃世代」になるので、プリンスの影響はモロ絶大ですね。ヴァン・ハント、コーディ・チェスナット、ビラル、ディアンジェロ、トニー・ハッスルとかにかなり近いグルーヴが出てます。 雑多かつ猥雑な音楽性と、シャウトしたりナヨナヨファルセットを駆使した独特な声は明らかに好き嫌いが分かれるでしょう。だけど、この種の音楽に耐性がスデにデキあがっちゃってる人はイッパツで気に入ると思います。ラサーン・パターソンや、ラファエル・サディークをググっと下品にした感じ?Hな大人の女性向けとも言えましょう・・・。 1stシングルの“If We Were Alone”なんてもう、一撃必殺デスぞ!?6曲目“Everybody Needs Somebody”はディアンジェロの“Untitled”に激似!!続く7曲目“U Got It”は変態Funk、ストレートなロック・チューン、ブルースなんかもあり、ラスト14曲目“Pressure”は先に挙げた先人達へ捧げたかのような、直球ファンク!!痛快ッ!雑多なようでアルバム構成も実はバッチリです。
☆今宵、寂しいのなら・・・☆
Keite Young feat. N'dambi “If We Are Alone” ↑エンダンビの姐御をフィーチャーした1stシングル。極上艶メキエロFunk!タマらんですな!ウズきますなッ!ラっさんの“Burnin'”以来のワシのツボに入ったエロFunkです。 そしてこの衣装にしてこの髪型・・・。この顔にサラサラストレートヘア、しかも所々赤く染めてる・・・。気味悪ぃぞ!ミポリンの旦那の小説家ロックンローラーみたいだ! フィーチャーしたアーティストがPVに一緒に出るっての、よくありますケド、コレはかなり濃厚なカラミを見せてますね・・・。谷村新司&小川知子の“忘れていいの”以来ですよ、こんなアカラサマなのは!
↑アルバムのダイジェスト音源。ヘンテコリンなサウンドが並んでます!お試しアレ。
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