カテゴリ:音楽ネタ
『toeachizown』 (’09) Dam-Funk
“俺の役目は次の世代に伝える事” 今年の春に来日した際のインタビューで、ミョ~なビジュアルとは相反し、こんなシビれる発言をしていたDam-Funk(デイム・ファンク)氏。(“デイム”は、本名のデイモン・リディックからか?) このような“使命感”と“覚悟”を持ったアーティストは、心から応援したくなるってモンです。ワシがCD買う事により、ヤツの妙な衣装や、機材の購入費用の足しに少しでもなれば、と。 連綿と続く、先人たちが遺した“音楽遺産”を未来に繋ぎ、「歴史の一部」になる役目を進んで担う事は大変な事でしょう。
“70年代後半から、80年代前半に生み出された、エレクトリック・ファンクへのストレートな憧憬”(『戦慄の貴公子』、『1999』の頃のプリンス、ザップ(ロジャー)、ジョージ・クリントン軍団、キャミオ、スレイヴ、オーラ・・・)から生み出されるDam-Funkの音楽は、「ブーギー・ファンク」と提唱され、確かな熱い情熱と底知れぬ面妖な雰囲気を強烈に発しています。 ストーンズスロウ(ホントに個性派ぞろいのレーベルだ・・・)からリリースされたこのアルバムは2枚組で、Disc1は妙なヴォーカル、妙なラップ?が入っている曲が収録され、Disc2には妙なヴォーカル、妙なラップ?が一切入っていないインスト曲が収録されています。エムトゥーメイの“Juicy Fruit”や、Juicyの“Sugar Free”を彷彿させる、何となく色っぽい曲もありました。 ブックレットには、使用したドラムマシーンとシンセサイザーの種類が細かく書かれていて、その“FUNKに対する本気度”も伺えます。そしてこんな言葉で締めくくってありました・・・。
“Funk is not a fad , it's a way of life”
“ダンスミュージック”の復古、始まりとなるか!?
☆痛快キテレツFUNK!!☆
↑『toeachizown』からのシングル。キミョ~だ!デイム氏が着てる「一番」ってプリントされたTシャツも笑える!
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