カテゴリ:音楽ネタ
Raheem Devaughn 『The Love & War Masterpeace』 (’10)
前作『Love Behind The Melody』(’08)で大ブレイクし、それまで日本盤もちゃんと出てたのに、今回はいつまでたっても出ない・・・、から輸入盤で購入。
前二作に引き続き、MAWのケニー・“ドープ”・ゴンザレスが大半をプロデュース。
しかし前作に比べて、セールス的には伸びなかった模様・・・。やはり説教っぽい内容は受け入れられんのか? “石油のために死に、国のために殺す。息子たちは殺され、娘たちは略奪される。政治屋どもは助けなんかしない、奴隷のように操るだけ。” なんて内容なもんだから、前作路線を期待した人は驚いたコトでしょう。 今作にも、秀でたラブソングはたくさん収録されてるのに、あえて強烈なメッセージソング(ニューソウルの代表格である、カーティス・メイフィールドの“The Other Side Of Town”をサンプリングしてるトコロも留意したい点)をファーストシングルに選んだラヒーム氏に、ワシはアーティストとして“闘う姿勢”を大いに見て取りました。 安易に前作同様路線にせず、一人でも多くのリスナーの“視界をクリアーにするメッセージ”を発する事を優先したラヒーム氏に、ワシは何というか安心させられました。まだこういったアーティストがいれば心強いと。作ったPVがエロすぎてYOUTUBEから削除されるなんて事があっても、というより、そういう点も含めて。
Raheem Devaughn “ I Don't Care ”
↑「The Love Side」より。何とあのニーヨと共作した一曲。アジア系で初めてアメリカで大ブレークしたグループ「Far East Movement」も手がけたstereotypesによるプロデュース。
Raheem Devaughn “ Hopeless Romantic ”
↑「The War Side」より、A-Haの“Take On Me”な感じのPV。 今作には、骨太なメッセージソング以外にも、こんなノリの曲もたくさん入ってます。
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Last updated
Jul 22, 2011 11:33:07 PM
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