納豆、テキーラ、Ｒ＆Ｂ

　今月に出たウルトラジャンプ９月号、『ジョジョリオン』本編は休載、はっきり言って『ジョジョ』にしか用はないウルトラジャンプなんですが、付録の“ジョジョリオン下敷”欲しさにモチロン購入。

　学生でもないと、下敷なんてモハヤ使わないんですけどね・・・。集英社、休載のマンガの付録で買わせようとするとは、エゲツねぇぞ・・・。

　そして休載になった理由はコレ、

　高級ブランド系のファッション誌・『SPUR』１０月号（シュプール、なんの躊躇いもなく“スパー”って読んだよ）にて、ｸﾞｯﾁとのコラボレーション企画が行われたからですッ！

『岸部露伴、グッチへ行く』

　完全に女性向けのファッション誌だったんですが、“ジョジョ野郎”としては、買わないわけにはいかないだろう？
　アマゾンでは予約の段階で完売、早速中古出品で７９０円の本が２０００円近くになっとるぞ・・・。それでも買う人いるのか？ワシは近所の本屋に朝イチで行って無事に買えたけど。
　作者自身、ファッションやデザインには造詣が深いのはジョジョファンの間では有名なトコロでありますが、ハイエンドな女性誌とコラボするなんて、やっぱ驚かされます。男性向けの『SPUR』もあるらしいけど。

　完全に“ジョジョ目当て”で、誰かステキな方にプレゼントを贈る参考にするでもないのに女性誌買ってしまったんですが、見てみたら意外とオモロいすね・・・。キレイな色の組み合わせなんか眺めてるだけでも。なんつっても“美の極致”的なスーパーモデルたちの写真がいっぱい載ってるだけでもうお腹一杯になるッスワ・・・。

　肝心のマンガの方は、別冊１６ページ・オールカラーにて収録ッ！
　岸部露伴が、祖母の形見のグッチのバッグを持って、フィレンツェ郊外のグッチ工房に訪れるが、その目的は“形見のカバンの修理の依頼”にあり、その依頼がなんとも奇妙な内容で・・・。しっかりジョジョらしい雰囲気もキープしたストーリーになってました。

　マンガ本編で登場人物が着てる服も、実際にあるグッチの新作を描いているそうです（本誌表紙の青い服も）。
　作中で岸部露伴が履いている実在するグッチのスニーカー、８１９００円ってマジかオイ！そんなスニーカー、履いてて踏まれても怒らないよーな相当余裕のある人じゃないと履いちゃいけないッスね・・・。

　本誌では作者である荒木飛呂彦氏のインタビューも掲載。相変わらず５０歳には見えない風貌でした・・・。