カテゴリ:音楽ネタ
ALOE BLACC 『GOOD THINGS』 (’10)
「ラップをやめたのは50 Centみたいなアーティストたちが原因だ。過剰さ、大言壮語、女性蔑視がヒップホップにはあふれているが、一方で自分は違ったストーリーを語りたかった」 と、英紙のインタビューで“ラップ”をやめた理由についてこのように答えたアローさん。続けて、現在の音楽業界の商業主義、どれも似たような歌詞の氾濫を嘆いたそうです。(bmr newsより抜粋)
カゲキなラップが繁盛するのがイヤなら、優しい言葉でラップするってのも表現手段にあるのでは?と思わんでもないのですが、“ラップ”よりも、歌の方がより自分にシックリきたのでしょうか。
Truth & Soul Productions (Jeff DynamiteとLeon Michelsの連名プロデュース・チーム。詳細な情報はわからんけど、イギリスのシンガー、アデルのデビュー盤『19』で作曲したそうです)の制作の下、NYでレコーディングされ、前作同様ストーンズ・スロウからリリース。
現代社会の様々な問題を取り上げて歌う内容について、「この音楽を聴いて、何らかの対話が生まれればいい。音楽を通して社会問題の認識が広まればいいと思う。」と語るアローさん。これはもう、(マーヴィン、スティーヴィー、ダニー、カーティスといった人たちの名前と共に語られる)かのニュー・ソウルのようでもあります。
アローさんが自信に満ちた表情で「グッド・シングス」と胸張って言い切って送り出した今作は、本人の“誠実さ”が伝わるような、ソウル・ミュージック・アルバム。
Aloe Blacc “ I Need A Dollar ” ↑1’stシングル。アンチ“世の中、金や!”ソング。TV番組のオープニングに起用された事により、ヒット。リミックスがHIPHOPのDJの間でもウケていたようです。
Aloe Blacc “ Loving You Is killing Me ”
↑2’ndシングル。歌って踊ってオドけるアローさん。 この人の顔、“骨太すぎる理由で”芸能界を引退した、山本太郎にちょっぴり似てる気がするんだけど、そう見えるのワシだけか・・・?
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Last updated
Oct 15, 2011 10:00:43 PM
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