カテゴリ:ふつうのネタ
中学校の体育の授業で“ヒップホップダンス”が必修化されるという・・・。
ハッキリ言って、“ヒップホップ”って名の付く類は、公の教育機関で教わるモノでは決してないと思います。言い切ります。 一般的に“ヒップホップ”は「DJ」、「MC」、「ブレイクダンス」、「グラフィティアート」の4大要素からなると言われてますが、ヒップホップなんてモンは、反主流、反体制の側面が強い文化(今は違うかもしれないけど、積年の“負のパワー”を土台に成長したのは事実)なのに、それを、その一部分を掻い摘んで、公の資金を投入して学校教育で教えようとしますかね?“学校”と“ヒップホップ”、相反する分野じゃないですかね?
“ヒップホップダンス”じゃなくて、“エグザイル風ダンス”とかって呼び名ならいいかもしれませんが・・・。
もし授業で“ヒップホップダンス”を習うなら、当然合わせる音楽も“ヒップホップ”になるワケですよね?世の中の9割近い“ヒップホップミュージック”には、“ドギツイ暴力的な表現”、“あからさまな性的表現”、“大麻礼賛”、“女性蔑視”、“同性愛者を侮蔑する言い回し”等のEXPLICITなCONTENTが満載で、それゆえPARENTAL ADVISORYがなされているんですが、そんな曲とかも授業で使われる可能性もあるんですよね? “ヒップホップが悪い”と言いたいワケではないです、念のため。その時代時代を彩った若者文化には、必ず色んな側面があったワケではないですか、イリーガルな部分も含め。
んで、ココからはマジで危惧してる事なんですが、夜中に家を抜け出して街中でダンスの練習をする未成年が圧倒的に増えると思うんです。(夜、大きなガラス張りの建物の前で、自分たちの姿を映して練習してるアレです。) 親たちがバッチリ注意して、ソイツらから子供らを確実に守れるのか?警察官のパトロール等の仕事が増えたらそれこそムダな労働力と出費になるのではないでしょうか? 「夜中に家を抜け出してダンスの練習に行く」って子供が一人でも出たら、この教育方針は完全に「負け」、だと思います。
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