がんばるたけちゃん

昨日の放課後、親友のＪちゃんＥちゃんと隣町の大型モールまでお出かけしたい、と電話してきたうのちゃん。そんな遠くのバスも頻繁に通らないところまでどうやっていくの？
どうやらＪちゃんのママが運転してくれるらしい。
『必ず8時には電話をしていつどうやって帰るのか連絡しなさい』とパパさんの出張中何か起こらないように心配いっぱいでしたが許可しました。

もちろん8時になっても連絡は入りませんよぉ～

楽しいんだろうな～
私もこのお年頃のころはいろんなことに興味があったもんね。
こちらから電話をすると、あわてて、ごめんごめん！と謝ってるうのちゃん。

『戻りはいつ？10時までには帰りなさいね』
『わかってるけどぉ～・・・』
もごもごうまく話さないうのちゃん。

なぬ～？帰りのお迎えがない？

Ｊちゃんのママはなぜそんな勝手なことするよ？
納得がいかないなぁ～うのちゃんのお話をうのみにＪちゃんのママに電話をしたら

『？お宅のお嬢さんが、ママが迎えに来るから送りだけ送って、、、と言ってましたけど・・・』

やられたぁ～
あんな遠いところ、閉店には間に合わないかも、、、

帰ってうのちゃんにどういうことだったのか問い合わせたら

どうしても行きたかったので、迎えに来てね、と先に言ったら、だめ！といわれるのが怖くて、どうしても迎えに来なきゃ行けないような状況にもって行きたかった、、、らしい。
なんと手の込んだことを・・・
『ママにうそをついてることに心は痛まなかったの？』
『うん、でも、どうしても行きたかった。』
『ママに用事があってこれない場合はどうするつもりだったの？』
『絶対来てくれると思ってた。』

頼りにされてることはうれしいが、それならいく前にそんなに行きたい気持ちを言ってくれると絶対行かせてあげたよぉ～
本当のことを言ってもらえなかった自分が情けないっ

『気持ちはわかるけど、うそは絶対許せないよ、信用なくしちゃうんだよ。反省のため1週間は保護者同伴のお出かけしか行ったらだめ。』
『わかった、ごめんなさい』

うそは絶対だめ。
悪いことをしたのは本人にもわかってるはず。
でも、この年頃の子って興味津々、誘惑いっぱい、目先のことしか考えてないしね。

うそをついたことを厳しく怒ると、怒られたくないので今度はうそをついたことも教えてくれなくなって、どんどん上手にうそがつき話のできない親子になると思う。

どこまで信じればいいのか。
どこは親が出て行くところなのか。
いつまでも親がコントロールしてばかりもいられないし、でも、世の中は怖いことでいっぱい。
少しずつ自由に飛びながら失敗して、距離を伸ばしていくしかないんだよね。。。

今度自由にお出かけをするときは一緒の子のお名前と携帯を前もってママに伝え、ママが相手のおうちに確認を取る、というお約束も決めました。