カテゴリ:アゲハ蝶
すっかり秋めいてきた今日この頃。
バタバタと仕事に明け暮れていた先週から今週ですが、テラスではアゲハの幼虫君達が、朝夕の肌寒さや風雨に耐えながら頑張っています。 天候不順な9月に入ってからも、まだまだ産卵に来る「お母さんアゲハ」もいるし、3~4日前のやっと晴れ間の見えた日に羽化したラッキーな♪「クロアゲハ」もいたりして、そろそろ終盤を迎える「今年のアゲハ蝶のサイクル」ですが、それも最後の追い込み(?)の時期になってきました。 羽化したクロアゲハ。裏側(お腹側)からの写真。 ぶどうの木の根元、ローズマリーの枝で休んでいるところ。 このコが女の子なら、この秋のうちに産卵に戻り、孵化し育った幼虫が「越冬するサナギ」になるでしょう。 それにしても、まだ小さな幼虫がたくさんいて!寒くなってくると幼虫の成長に影響があり大きく丈夫に育てないコが増えてきます。 そうなると幼虫のうちに死んでしまうコも多く、夏期に比べちゃんと「サナギ」になれるコが激減します。 そんな中で元気で丈夫に育ち「越冬するサナギ」になれる幼虫というのは、強い生命力を持つ優秀な個体ということになります。 「越冬するサナギ」が、いかに選ばれた個体で、翌春から始まる次の世代へ「バトン」を渡す大切な使命を担っている存在か・・・自然の大いなる力を、小さな昆虫の世界から知る私なのです。。 優しい幼虫。仲間のタマゴが産みつけられている葉っぱを部分的に食べ残し、下のほうに去って行く後姿(おシリ♪) 右のほうには、またまた知らない羽虫。 そうそう、毎年見かけるコのひとつに「ミノムシ」がいます。 今年は家の中にまで入って来て“コーヒーの木”や“ワイヤープランツ”の葉っぱまで食べてくれました。 こんなにちっちゃいミノムシ君達です。小さいから、あまりコワくはない♪ 因みに、写っているのは私の左手の小指! 最近、見つけたマーブル模様の斑(フ)入り“タマシダ”。 あまりの美しさに全部買い占めようかとすら思ってしまった一品。 でも新品種ゆえの高価さが、買い占めを思いとどまらせました。 育てて増やそーっと♪ お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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