ハイジとヒツジ

「オレ様の極上の毛並みを台無しにする、このダッセー服は何だ?!」
「だいたいサイズが合ってないじゃないかよ。。ダブダブで動けないだろ、これじゃ！」

　　　　　「クソッ・・・世話係のバカヤロ・・・」

「ちっ！るせーなぁ・・呼んだって、振り向くかよっ！」






「おい！早く脱がせろ・・・噛みつくゾ！」


「それにしても・・腹減ったな・・・」
「シャレの分からねぇ、やたらと怒ってばかりいるアイツのメシでも横取りしてやるか・・」




「チッ！食べにくいな・・そでを踏みそうだゼ・・」
「やっぱりアイツの食いもんのほうが上等だ！」

　　　　　　「クソッ・・・世話係のバカヤロ・・・」



[世話係の独り言]
「どう考えても、アンタのフードのほうが上等だ！」
「その服が『ビッタビタ！のマッチョな猫』になるには、自分のフードを食べたほうが身のためだゾ、、、チビ猫さんよ～！」