ハイジとヒツジ

「名前はある、当然だ！」　

「知らないなんて言うヤツがいたら、一発喰らわしてやる・・文句あるか？」

「世話係が『ネタが無い！』と叫んでいるから、今日はオレ様が担当してやる、感謝しろ」



「オレ様の先輩猫 “ニャンニャン” は、気難しい・・」




「こんなに控え目でおとなしいアヒルにさえ、無愛想だ・・」





「少しは『愛想』というものを考えたらどーだ？　あ゛～？！」



「犬の“ハイジばーさん”に至っては、今や食べることにしか興味はない・・」




「もう皿の中は、カラッポだぞ！　しっかりしろ、ハイジ！！」





「犬として、それでイイのか？　あ゛～？！」




「そして最近、オレ様は悩んでいる・・・」





「世話係の顔に、コレ↓が激しく現れ始めたからナ・・」





「分かるか？　コレはマンションの外壁に残された『カラスの足跡』だ・・」

「フビンだ・・・実にフビンだ！！」

「考えると苦しくて、良く眠れない・・」






「オレ様は思う・・・これでイイのだろうか？　地球は、、わが家族は、、、、、」













　 　　　「ほざけーっ！！　若輩もんが～！！！」


　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　↑　オレ様以外の家族の大合唱 m(_ _)m