ハイジとヒツジ

　
　それは、うららかに晴れた　ある春の朝の出来事。。


　　　　　　　　

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　[　ポー　&　ビー　]




　　[テラスにて・・・]　　　


　　


　Ｐ　「ダルマさんが　ころんだ！」　　　　　　　　　　　　Ｐ　「おいビー、おまえ今、動いたろ」

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　Ｂ　「え～っ！動いてないもん！」

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　Ｐ　「いいから、こっちへ来い」



　　


　Ｐ　「今度は　おまえがオニだ」　　　　　　　　　　　　　Ｂ　「え～っと、ここで・・・」

　Ｐ　「いいか、ここで　ダルマさんが　ころんだ　　　　　
　　　　って言ってから振り返るんだぞ」

　Ｂ　「うん、分かったよ♪　ポー兄ちゃん！」



　　　　　　


　　　　　　Ｂ　「だるまさんが～～」

　　　　　　Ｐ　「なんだか飽きて来たな・・」




　　　　　　


　　　　　Ｐ　「おっ、あっちでムシが飛んでるゾ！！」　（ムシを追いかけるポー）

　　　　　Ｂ　「ころんだーーー♪」　（振り返るビー）


　　　　　Ｂ　「あれ？ ポー兄ちゃん、どこ？　どこーっ?!」



　　　　　　


　　　　　Ｐ　「おっと、やべ、やべっ！　すっかりビーのこと、忘れてたぜ。
　　　　　　　　ここは・・・逃げたろっ！」


　　　　　Ｂ　「ポー兄ちゃーん、どこ～？　どこだよ～？」　（必死でポーを探すビー）



　　　　　　


　　　　　Ｂ　「ポー兄ちゃん！隠れるなんてズルイよっ！　だるまさんがころんだ　だろ?!」

　　　　　Ｐ　「悪かった、悪かった。　あっちでムシが飛んでたからさぁ・・・（ポリポリ）」
　　　　　　　　　（ポーさん、ちょっと低姿勢）



　　　　　　　　　　


　　　　　Ｂ　「ポー兄ちゃん！　今日も楽しかったね♪」

　　　　　Ｐ　「うん、楽しかったな！　ビー！」




　　　と、言っているかどうか・・・定かではない。。　m(_ _)m