天敵
「小さな我が家のテラスの中でも、自然の生態系や掟は存在する・・・」「アゲハの幼虫」にとって、最大の敵は「野鳥」である。しかし、孵化したばかりの5mm程度の小さな小さな幼虫にとっては、テラスの中に生息する「蜘蛛」が、最初に遭遇する「天敵」である。やはり5mm程度の小さな種類の「蜘蛛」だけれど、我が家のテラスには、世話係が名前も知らぬ「蜘蛛」が、3、4種類生息している。そのどれもが5mm程度の小さな種類ではあるけれど。とはいえ、孵化したての幼虫にとって、最初に遭遇する「第一の天敵」であることに違いはなく、この時期に姿を消す幼虫も少なくない。そして最近、どこからやって来たのか「カマキリ」が現れた。見つけたのは2匹。最初の1匹は1,5cm位の小さな子供の「カマキリ」、即座にマンションの敷地内の庭に落下して頂いた。。そしてその落下事件から数日後、その兄弟と思われる3cm位に成長した2匹目の「カマキリ」が、ミドリ君になった「アゲハの幼虫」を襲い、捕食した直後を目撃。勿論、そのコも速攻、地上の庭に落下して頂いた。。因みに、世話係の武器は「割り箸」である。 「天敵」をつまみ、その後、地球の重力の助けを借り地上に落下して頂く、という手法。。テラスで親のカマキリもカマキリの巣も見たことが無く、その2匹以外のほかに子供のカマキリも見かけない。なんともナゾの「カマキリ」だが、「アゲハの幼虫」にとっては「第二の天敵」登場だった。そして、更に新たな捕食者が登場した。 [ 1 ] [ 2 ] [ 3 ]写真[ 1 ][ 2 ]は、参考資料としての蜂の写真、[ 3 ]は世話係が捕らえた「第三の天敵」。この蜂は3cm位あり、自分より大きなミドリ君を捕食した後、満腹で動けなくなっていたところを「世話係的リーサルウェポン:割り箸」で捕らえたのだ。幼虫にとっては「第三の天敵」登場である。割り箸で挟んだ後、すごいチカラ!で暴れ逃れようとするので怖くなり、プラスチックのお菓子の容器に入れた。その後もすさまじい暴れ方をし、あまりの怖ろしさに!可哀想だったけれど、容器の隙間から殺虫剤を噴霧した。写真は暴れながら絶命した蜂の写真だ。。最初、どんな種類の蜂か分からず、PCで調べたところ、、、なんと「スズメバチの一種」だったことを知ったのである!「無知」というのは怖ろしいものである。捕食後で動きが緩慢になっていたからとはいえ、割り箸で挟んで捕まえるとは。。うっかりしたら幼虫どころか、世話係まで大変なことになりかねなかったじゃないか!と、後から思い知る世話係なのであった。 P 「フ~ン、でもさ、刺されたワケじゃないし・・」 S 「ま、まぁ、、そりゃ、そーだけど・・・」 B 「世話係なら、刺されても大丈夫なんじゃない?」 S 「そ、そう思ってるワケね、、君の場合・・・」 蜂の正体を後から知り、ビビリまくる世話係に、なんとも冷静なオス猫軍団の反応。もうちょっと労をねぎらうとか、同情するとかして欲しい世話係なのであった。。( それにしても「オス猫軍団」大きくなったナ。。 このテーブル直径90cmあるんですけど・・・ )