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2024.07.18
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カテゴリ:絵画


21日まで開催中の「第44回流山市展」で、「昼下がり」と命名した作品(F40号が、会員奨励賞として授与した。
作品モチーフについて、ルーツを過去に遡り、調べてみると、1番最初に描いたのは、2009年らしい、F6号サイズで、簡単に鉛筆デッサンに描いた風景スケッチが、偶然、もらった表彰状を収めようとした額縁の内部から、見つかった。当時、西初石小学校への坂は描かず舗装道路のみの描写で、2007年に水彩画教室に入って2年目たった頃の作品で、極めて、荒削りなデッサンであった。
その後、2017年10月18日に、2回目の野外スケッチを試みていた。当ブログの同日を検索して判明した。この日は、その近くの初石コミニティープラザで水彩画教室がお休みなのに、小生間違って出かけたようだ、もう、すでに耄碌している。せっかくなので、その日の前日に、アマゾンより届いた水平式イーゼルをプラザの入り口にセットして、描いたのが2枚目写真のF8号サイズのもので、その時、話しかけてこられたご近所の男性と、いろんな話で初対面ながら意気投合、顔を描いてほしいと言われたので、要望に応じてスケッチ、色をつけて贈呈した、と投稿している。当時の思い出が、はっきりと蘇るのでした。
そして、今回の市展へのモチーフは、その絵をベースにした。F40号(100X80)という大きさの水彩制作は、私にとっては非常に難解なサイズなのである。油絵など100号サイズが多数出品されている「市展」では、それらに対抗すべく、少しでも大きいサイズの作品制作のためには仕方ない。5月20日前後に、ここを構図とすることに決定し制作着手、その後、何回も現場の空気に触れるべく足を運んだ。そんななかで、午後2時過ぎの空から降り注ぐ日光と舗装道路の照り返し、空気感を描いてみたいとターゲットに思い至った。そして、参考写真をスマホで、現場を撮り続けるうちに、被写体に、偶然、おおたかの森高校の女子高生二人に行き当たり、人物点景として取り入れたのが、意外と上手く描写できた。点景が、むしろこの絵の見せ所になった。思いがけぬ天啓が降りてきたのである。「天啓」が「点景」とは、大きな駄洒落である。ともあれ、単なる点景描写が、後押し、筆は強烈なスピードで進んだ。また、昨年の流山市展出品作品「蓮と空」とで、描きかけの画用紙の裏70枚も使って、「青空」部分を練習したおかげで、今回の「青空」描写は、楽であった。やはり、「苦あれば楽あり」である。今年描いた「昼下がり」は、思い起こすとこんな経緯で、完成へと着実に向かってきた。思えば、出品作は、15年前の6号スケッチから始まり、長い時間を要しての到達点となった。





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最終更新日  2024.07.18 09:39:14
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