うちの年末年始
我が家の年末年始。それはもう、ひどいものでした。26日。それまでひどかった咳が落ち着いた途端、発熱と鼻づまり、そして異常なまでの喉の痛みに襲われました。耳鼻咽喉科にいって抗生剤をもらって飲んでいましたが、効かず、内科に行くと、少し肺炎。インフルエンザなら治療は手遅れ。(あれは48時間以内)しかし、病状は更に悪化。三日目の夜から、どこまで上がるんだろうと熱を測ってみたら・・40こえてますやん。鼻が詰まって口で息をすれば、唾を飲み込むだけで泣くほど痛い。1週間これで、ろくに寝れず、食べれず、飲めずで3キロやせました。痺れをきらし、とうとう31日朝、救急外来へ。結果。「ひどい扁桃炎です。真っ白になってますよ。入院ですね」へんとうえん? 真っ白?顔がですか? 入院・・へええ。・・・。「ってーーー、入院、がはあーっ! にゅ、入院ーーがあ!」会話にならない。要するに「そんな、へんとうえんって何ですか? 入院、今日大晦日ですよ。明日は元旦なのに入院! そんなのありですか?」結局年末は朝夜点滴に通って、なんとか家で過ごせました。が家にいたという事実だけ。ひどいもんでした。元旦朝一番で入院。さすがに年末年始は家で過ごす人が多く、入院患者さんは少なくて病棟内はひっそりとしていました。女性子供の病棟だったので、産婦人科も近く、元旦生まれの赤ちゃんにも会えました。病院食もお節で豪華でしたが、ほとんど食べれませんでした。そんな余裕も出てきたのも、ばんばん点滴で抗生剤を入れたおかげ。みるみるよくなる自分がわかりました。病気も山を越えていたのでしょう。うがいをするたびに、血の塊が出るわ出るわ。あんまりにも美しくないので、なるべく人の少ないときに行ってうがいしてました。そして翌朝。付き添い入院していた娘を引き取りにさるちゃんが来院。前夜から高熱を出していた息子の看病もあって、顔色が悪い。「で、退院は?」「1週間後。ってなわけにもいかないでしょ」「あたりまえだ」さるちゃんも看病1週間目。そうとうキテイル。そこへ医者登場。「食事も少しずつとれてますね。熱と痛みはどうですか?」「熱も下がりましたし、痛み止めがあれば大丈夫です」「・・・まあ、お家の事情がおありのようですし」「退院させてください」さるちゃんが我慢できず、言った。「すみません。事情があるので、今日帰らせてください」ねずも泣く泣く頭を下げた。もう、ここにはいられない。私には二人の子供と、ぶちきれそうな夫がいる!ねずはこうして退院が決まりました。帰ってからは痛けりゃ頓服。薬も5種類くらい飲んで治してます。峠を越えたので普通どおり過ごしてますが、完治には到らず。そんなわけで、いつお正月がきたのかよくわからないままお正月休みが過ぎていきました。年末年始の飲み三昧を楽しみにしていたさるちゃんは看病三昧で終わり今日も出勤していきました。今夜辺り、暴れそうな気がします。みなさんは素敵なお正月過ごせましたか?