カテゴリ:一日一冊
今朝、会社までの移動時間で読み終わった。
「最も強い者が生き残るのではなく、最も賢い者が生き延びるのでもない。唯一生き残るのは、変化できる者だある。」 --------------------------------------- 第三章 非合理なゲームを切り抜けるには? ・予算は悲観的な視点で組み立てるようにする。経費は多めに、売上げや入金は少なめに見積もる。 ・予算んの数値目標には説得力のあるストーリーを用意する。前年度より悲観的な数値は、説明できるだけの客観的なデータを用意する。 ・一度決まった予算の数値目標は、何があっても達成する。 ・人事評価は、できる限りすべての部下に高い評価を与え、モチベーションを高める機会とする。 ・人事の基本は、従業員の才能を最大限に引き出すことである。 ・低い評価の部下には、人事評価の以前にサインを送り、心の準備をさせておく。評価とともに、今後への期待を伝え、スキルアップの機会を提供し勇気づける。 ・社内政治への理解を深め、仕事を有利に、かつ効率的に進めるために利用する。非公式に影響力のあるキーマンを知っておくことが、政治力を発揮する第一歩。 ・キーマンに対してはギブ&ギブの姿勢で、自らが有用な人材になるようにする。 ・政治的に敵対する相手に勝つためには、相手をよめることが有効。 ・社内横断的なプロジェクトに献身的にかかわることがキーマンになるための王道である。 第五章 課長の次のキャリアを考えるには? ・今までのキャリアを振り返り、自分の負けパターンを洗い出しておく。一般的には、「怒りの感情のコントロール」と「自分の理解の過大評価」は要注意。 ・英語はビジネスの道具として必需品。ただし、ブロークン・イングリッシュで十分。毎日、一定の時間をとって地道なトレーニングを続ける。 ・「弱い絆」のネットワークは、新しい視点を得るために非常に有益。時には、接点のない人や異分野の人との交流をしておくとキャリア戦略上も役に立つ。 ・部長を目指すなら、自分の課を部に成長させるのが正攻法。「定年間近の部長の下につく」、「花形部署への異動」などの方法も有効。 ・昇進をあきらめることで発想が自由になったり、信頼が高まって昇進することもある。人件費が高く格好のリストラの対象である部長には、あえてならないという選択もある。 ・不況時の失業に備えて、二年分程度の準備金を用意しておくと良い。心理的な余裕ができ、強気な決断ができるというメリットもある。 ・改革の進まない会社では、たとえ無駄だとしても改革のリーダーとなるべき。改革の難しさを肌で感じ、人材市場では高く評価される経験が積める。 ・現場感覚と管理職としての経験を兼ね備える課長は、起業家の素質は十分。多くの起業は三年以内に経営破綻する事実を知った上で、十分な準備と覚悟が必要。 ・ビジネス書は乱読するのではなく、良書を選んで読むべき。役立つ良書とはプロの間で支持され、版を重ねていくような本である。 --------------------------------------- では、また。 (^_^)v お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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