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カテゴリ:家族
我が家では毎年9月1日『防災の日』は 非常持ち出し袋の中身のチェックをする日で それと入っている『非常食』をお昼ご飯に食べる事にしている 理由は賞味期限が切れてしまわない内に『非常食』の入れ替えの為とどんなお味なのか? 試食を兼ねて・・・うっかり忘れない為に9月1日にと決めて 毎年の恒例行事になってます 大体のものは 特別美味しくは無いけど 食べられる・・・って感じかな~ でも食べ物が無くてお腹が空いていたら・・・きっと有難く頂くのだろうな それ以外にもグッズのチェックも欠かさない 色々と非常グッズを用意しているのですが イザという時に使えないと 困るのでバッテリーを交換したり・・・チェックします 我が家は主人がとても熱心に『非常事態』について 考えてくれているので 私は逆に 指示に従うだけだから・・・ちょっと心配です 私はパニック系の人だから 今日みたいな日にちゃんと練習?しないと もしもの時に 全くどうしたら良いのか?・・・パニックして訳の分からない行動をしてしまいそう 去年の9月に大きな台風の被害に遭って・・・丸4日間とても不自由な生活を生まれて初めて 経験した私 その内の2日間は完全に『孤立』状態でした・・・ この経験で普段がいかに便利で快適な暮らしを送っているのか? が本当に身に沁みて 分かりました。 我が家は山道を通らないと出入りが出来ない その山道が倒木によって 塞がれてしまったから・・・何処へも行かれなくなってしまった 給水車が近くで「給水している」とアナウンスが聞こえてもそこまでも行けない状態でした でも私達は外界がどんな状態なのか? 知らなかったので・・・「近所中の皆さんも ライフラインがストップしてしまっているのだから 仕方無いんだ~」と思っていた 倒木を片付けに行こうと思っても ガレージの扉は電動なので停電中はチェーンソーも 出せなかった そんな状態で2日間どうにか過ごしていました ニュースは車のテレビを見て シャワーも 勿論トイレも流せなかった ライフラインが遮断されたら・・・本当にどうにもならないのが とても良く分かりました。 特に我が家はガスを引いてないから『停電』したら どうにもならなくなってしまう家でした 3日目はお友達がレスキューにのこぎりで倒木を片付けながら 来てくれました そしてどうにか 日帰り温泉に入浴に行けたし 冷たいお水も飲めたし・・・ 本当にあの時は嬉しかった 電力会社にいくら電話を掛けても繋がらないし・・・仕方無いから もう少し辛抱しょうと思っていたら・・・衝撃的な事実を知ってしまいました それは私達が家から出られなかったから知らなかった事だったのですが・・・ 市内殆どの家が台風の来ていた夜のみ停電しただけで 翌朝からは『普通』の生活が 出来ていたらしい・・・ 給水車も我が家のすぐ下の集落の水道ポンプの調子が悪かったから来ていただけだったらしい 色々と後から知った事実があるのですが・・・一番ショックだった事は『トイレが手動』に 切り替えられる事 知らなかった私達夫婦は1Fと2Fのトイレをそれぞれが 自分専用にして流さないで 使っていました でもウチのトイレは停電時には手動のレバーが付いていて それでお水が流れるように 出来るトイレだったんです もっと早く知っていたら・・・一番苦痛だったトイレだけでも 普通に使えたんですね でも去年の経験から こんな物があったら『便利』『役立つ』等 分かった点もあるので 大変だったけど 貴重な体験をした4日間でした 私達は自分の家にずっと居たのに とても不便を感じて過ごしていたのだから 災害に遭われて 避難生活をしなくてはいけなくなった方々は この何倍ものご苦労や ご不便をしながら 生活しているんだろうな~と想像しますが・・・ それは本当に言葉では言い表せない程 大変なんだろうな~とつくづく感じました 準備万端に用意している『非常持ち出し袋』を 使わないに越した事は無いので 災害はどこの場所でも 起きて欲しくない事ですね。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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