ナオの国際結婚生活

そういえばホストママと１２年ぶりの再会をした日のこと。
（昨日の日記ね）

レストランでご飯を終えて駐車場を歩いていたら
見知らぬおじさんが「Excuseme」って。

何かと思ったら「こんなこと頼むのはすごく恥ずかしいんだけど。
クレジットカードを忘れて現金がなくて。
ガソリンがなくなっちゃたんだけど
家まで帰るためにガソリンが必要で。
本当に恥ずかしいんだけど数ドルくれませんか？」みたいに
言ってきて。

おじさんはホストママと私に話してきてたんだけど
ホストママもちょっと戸惑い気味っぽかった。
不審者じゃないの？みたいな。

そこに先を歩いていたゴットマザーが登場。
「どうしたの？」って。

そして見知らぬ叔父さんがまた説明。
ゴットマザーは「That's okay!」って
お財布からお金を取り出してあげてたよ！

なぜかっていうと「あなたはオハイオステイツの
ジャケット着てるしね。これが○○（どこだか忘れた）
だったら断ってるけどオハイオステイツファンなんだから
もちろん大丈夫よ」って笑顔で１０ドルあげてたよ。

さすがゴットマザ～！！

判断基準はカレッジフットボール！
オハイオステイツのジャケット＝
カレッジフットボールはオハイオファンって事で
仲間を分かち合ってたよ。
スポーツ大好きのゴットマザーはファン同士で
仲間意識を表に出してたよ。

なんかそんな風に冗談で切り替えして
お金を上げちゃうところがさすがゴットマザーでしょ？

そしてその後はアコが「大丈夫か？あげたお金で
酒でも買ってるんじゃないの？」って。
それはお前だよって感じだったけど。

でもゴットマザーは「大丈夫でしょ。オハイオステイツの
ジャケット着てたし怪しそうじゃなかった」って。
オハイオステイツは冗談交じりだったものの
ちょっとだけ本気だったのね。
オハイオファン＝怪しくないって方式が成り立ってたよ。

でも私達が車で走り始めたら近くのガソリンスタンドを
いちおチェックしてたよ。
そしたら近くのガソリンスタンドにオハイオジャケット
着たおじさんが見えたらしく「あ、あれが彼だと思うわ」って
ゴットマザーは確認して満足気だったよ。

いやぁ、いろんな意味でさすが、ゴットマザーだなって思ったよ。