ナオの国際結婚生活

一昨年、私がオハイオに引っ越して来て
仕事探してたころ。近所の日本食レストランで
バイトしてそこに電話がかかってきて。
日本語を教えてくれる人を探してますって電話だった。
引き受けてアメリカ人夫婦に日本語を教えていた。

カサノバ夫婦はすっごいいい人たちだった。
カサノバさんの奥さんは台湾系アメリカ人で
台湾人のママは手相を見れるって事で私も見てもらったよ。
ちょうどココちゃんの妊娠発覚だったけど手相によると
「女の子よ」って言われてあたってたよね。
ついでに夫婦生活は口論が多いってのも大当たりだったけどね！

そしてカサノバ夫婦が日本に行ってからまる1年話してなかった。
けど年始にカサノバさんの奥さんから電話がかかってきたの。
オハイオに帰ってきたけど会いましょうって。

それで先日再会しました！
ホストママとも再会したけどカサノバ奥さんとも再会だったよ。
奥さんは日本に行く前にすっごい不安がってて「いきたくない」って
感じだったけど帰ってきたらかなり日本びいきになってたよ。
「もっといたかった」だって。
それがお世辞じゃなくて本気だっていうのが私も分かってうれしかったよ。
日本は最高だっていってたよ。
子供が遊ぶところもたくさんあるし病院も親切だし
日本人も親切だって。赤ちゃん本舗が気に入ったらしく
とにかく友達もたくさんできてすごい良かったんだって。
一人息子のローナン君は私が最後に会ったときは5ヶ月だったのに
もう歩いてて大きくなってたよ。
日本語も分かってるみたいだったよ。「おわり」とか「ここ」とか
いってたしね。

カサノバ奥さんこっちには友達があまりいないってことで
日本人の奥さんが毎週集まって子供たちを遊ばせてる
プレイグループに声かけたんだ。
なのでカサノバさんも結構プレイグループに参加したりしてます。

そういえば奥さんは日本のパン屋さんがすっごい気にいったらしく
「こっちでパン屋さん開こうよ。一緒にやりましょう！」って
なんかのりのりだったよ。「パン屋の名前ももう決めてるの。
『おいしいベイカリー』っていうんだ」って言ってて微妙に
本気っぽいよ。