真昼の夜

六月は、それなりに多忙だった。
休日が休日から休日出勤になる日々が続く程度に。
祝日の無い六月に五連休を過ごしてもいたわけだが、それは五月繰越分で得たような連休だ。
なので言ってしまえば五月は六月よりも多忙であった。
そして四月は――と過去の話をしていたら僕が生まれた月まで戻ってしまいそうなので、ここで止めよう。止めて、次の月――七月の話へ進める。
七月を迎える頃にはそれなりに多忙だった日々も落ち着いていき、時間の余裕が増えた。
その増えた時間を利用して、六月までに時間を充てられなかったことを片付けている。
一つずつ、一つずつ、片付けている。


以上、今回はこの辺で。
web拍手ありがとうございました。

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