カテゴリ:私的考え・つぶやき
オレンジフラワーさんの日記にあった「根っこづくり」という言葉が私にヒットしました。
ここ最近、だんなと私で双方の価値観の確認をするかのように、色々な話をしているのですが、 まさに「どこに根付くか(根付きたいか)」とか「どういう花を咲かせたいか」いう話になっています。 二人とも基本的なテイストは似ていて、「この先」というような漠然とした将来については似たような思いがあるのだけど、「今」は違う。 一緒に立ち止まって先を見据えましょうと言っていたのに、それぞれ必死で目を凝らしているうちに、いつのまにか背中合わせに立ってしまっているような、そういう少し心細い思いになる。 今ちょっと、ベクトルが違う気がするのです。 (スタートはビンゴだったんだけどね、そんな簡単な話じゃないって事だ) リセットして、なにか新しい心境に踏み出したい彼と、 今あるものを大切に育てたいと思う私。 自分が根を下ろす/おろしたい場所についての認識が少しずれております。 子育てについても似たようなことがあって、「しっかりとした価値観を持ってもらいたい」とか「自分の世界を大切にしてほしい」とかいうことはおんなじなんだけど、 何も無い中から何かを生み出してほしいと願う彼と、 沢山のものを吸収して、そこから何かを作り出してほしいと願う私。 なかなかに難しい。双方良かれと思ってるのがまた、ね。 自分というものが欲するものが見えていないと、どんなところに根を下ろすべきなのかわからないし。 植える場所だけではなく、その後のお手入れも間違うと枯れちゃうし。 どんなところでどんな花を咲かせたいかと思ったりもするけど、 そもそも自分が持つ花以外は咲かせられないわけだし。 (ちなみにバッチフラワーでは、オークだのオリーブだのバインだの、あまり花が咲かない感じのものばかりピンと来る私。せいぜいセントーリーかな。) また、家族という集合体を形成しているわけなので、一人一人が自分らしい花を咲かせるべきなのだけど、 (世界でひとつだけの花、だねえ) それぞれの生育場所が違っていたらどうやって同じ鉢に植えたらいいんだとか、ちょっと弱気になってみたり。 子どもは、それぞれと同じ細胞を持つ存在なので、きっとあまり余計な気を回さなくていいんだろうけど、 配偶者ってのは元々他人で、ほんとに結婚という寄せ植えをしているわけだからなー。 夫婦それぞれの個性が輝き、生き生きと花を咲かせるところはどんなトコなのだろうか。 ・・・ と、ちょっと不安で閉塞感があったので、敬愛するセラピスト、まりさんおすすめの書 「傷つくならばそれは愛ではない」を開いてみた。 (この本は366日分のメッセージが書かれていて、順に読んでもいいし、今回のように迷ったときに「ぱっ」と開いてみてもいい) そこには 人間関係の外側の問題も、その関係内で癒すことができる と書いてあった。 そして、 パートナーとあなたが一緒に取り組みたい問題をひとつ選びましょう とも。 今回のことは、だんなと私、二人の間でまだはっきりとつながっていなかったことに 目を向けるきっかけとなることであり、根を下ろすべき場所や細かい内容なんかは問題ではなく、 二人で一緒に思いやりや創造性をもって取り組んで行けば、外側のものも自然と落ち着いていくってことなのかな。 「相手とつながり、あなたの関係の中に新たな喜びを見出したのなら、あたらしいレベルのパートナーシップや「共同創造」の段階に到達し、それに応じて外側の問題も癒されていきます」 なるほどー まずは取り組みたい問題を「ひとつ」二人で考えればいいんだ。 確かにそうかもしれないなー。 なんだろう、いま二人で一緒に取り組みたい問題って。 今日は子どもも寝ているし、 じきにエクレアを片手に帰ってくるだんなと話してみよ う。 夫婦の根っこについて考えてみることにするか。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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