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~はればれといこう~ 子育てはハンディじゃなくキャリア!はたらくを創造しよう。☆cherryの日記。

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2005.02.26
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今日は、以前勤めていた会社の後輩夫婦の結婚披露パーティーに家族4人で行ってきました。

夜のパーティー、いつも我が家は子連れで参加していまして、周囲にびっくりされるのだけど
(確かにこどもの生活としてはよくないが)
うちの子たちは人なれ・場慣れしているので、まあ楽しそうでした。
いろんな人に構ってもらい、かわいいと持ち上げられ、飲ませてもらったり食べさせてもらったり、
ハイテンションな二人なのでした。
(私の余興にもかぶりつきで手拍子をくれて、盛り上げもぬかりない。)


この二人は、私の1期下の同期同士でかれこれ10年くらいの付き合い。

彼らはもともと仲のいい同期だったのだけど、数年前から同期の垣根を乗り越えて付き合い始め、ついに結婚に至った。

付き合っていることをひた隠しにしていた二人。
二人が仲のいい同期であることを周囲はみんな知っていたので、さぞ衝撃的だったことでしょう。
社内結婚の情報公開って、おもしろいよね。

余談ながら私も5年前。
まったく接点がなさそうにふるまっていた今のだんな(彼は当時まだ2年目。私は6年目の先輩でした)と衝撃結婚を計り、会社に衝撃を与えてほくそえんでおりました。

私の元職場は男性が8割か9割の会社なので、女性社員の方が社内的に知名度が高く、私のほうが知られていたので、
だんなはしばらく「のぞみの旦那」という呼ばれ方で名を広めておりました。

ハワイの挙式(1月に行ってきた)でふたりが愛を誓う姿をみた時、それぞれの顔や、二人一緒にいる顔は長年見知った顔なんだけど、付き合っていなかったときの印象が強いため、なんだか気恥ずかしいようなそれでいて心から嬉しさがわいてくるような、そんな思いを感じたのですが、今日も嬉しくて泣けてしまいました。

「大好きな二人の結婚」なのです。


奥さんの方は、同じ部署で3年間仕事をし、仕事もプライベートも一番楽しかった時期をともに過ごした。

仕事は本当に忙しかったのだけど、毎日毎日楽しくて、いま思い出しても楽しいことばかりが思い出される。

昼も夜も一緒にご飯を食べ、家族よりも彼氏よりも長い時間をすごしたなあ。

仕事の話、恋愛の話、先輩の悪口(笑)、上司の話。沢山沢山話した。
そして、だんなさんが所属する営業部の人たちと一緒に、よく呑みに行ったなあ。(ちなみにうちのだんなも同じ営業部)

この営業さんたちとの飲みも楽しい思い出で、若さも手伝ってほんとーーにタフな飲みかたしてたな。

仕事を夜10時ごろに終え、その辺りにいる営業さんたちと連なって飲み屋へ行き、終電で帰宅し、また朝会社へ。
(フレックスだったので10時半出社とかだったけど)
ひどいときは、終電まで仕事とか、期末は夜中までかかって作業をしたり、土日出勤もよくしていた。

でも、仕事が楽しかったので苦痛じゃなかったな。

多分、普通のペースの倍くらいの量と濃さの仕事をした時期でした。
今の私はこの頃の鍛錬があってこそだと思ってます。

そして、一般職の私が総合職に転換できたのも、彼女の存在があったから。

一般職だけど先輩でグループのリーダー的役割だった私と、後輩だけど総合職の彼女。
普段意識しなくても、評価の時期には違い給料やボーナスという形で思い知らされたりして、歯がゆかったこともあったなあ。
でも、彼女がいたから、総合職になろうと強くなれたんだろうな。

一般職から総合職に転換したら、部署を移るというのが決まりごとだったため、結局私が異動したので3年しか同じ部署にはいられなかったけど、私が一番輝いていた時期を過ごした大切な仲間なんだな。思い出ふくめ。

異動してからも、仕事に対して手を抜いたりはしなかったけど、楽しんで仕事をすることは難しくなっていった。年齢的にも、ただがむしゃらにやればいい時期でもなく、色々と考えることがあって煮詰まったりもしていた。
そんなときに妊娠・出産を迎えたので、そのまま退職したんだった。

あれだけ楽しい日々を過ごしていなかったら、きっと職場復帰をしていただろうけど、私の中の価値観が一転したこともあるし、育児休業中に出会った人やことがとても魅力的だったので、新しい世界に飛び込もうと思ったんだよなー。

間違いなく、私の会社勤め生活黄金期は、彼女と過ごした3年間でした。

そして、彼の方はというと、いまや若きトップセールスマンとなった優秀な営業マン。だけど、私がはじめてあったときには「この子、大丈夫なのかなー」と思うような雰囲気の子だった。

新人歓迎会のお花見でいきなり野球拳をやらされ、まだTシャツが残っているのに先にパンツを脱いだ彼の姿を忘れない・・・(笑)
あれを見たことが縁となり、その後ぐっと親しくなったのでした。

明るくて面白くてでも謙虚で熱心で。お客さんにも愛されるいいキャラの彼。
彼がどんどん育つのを間近で見てたし、仕事上でも色々な経験をさせてもらいました。

たまたま彼のお客さんに私の高校時代の同窓生がいたので、「接待」に連れて行ってもらったりもしたし(私のいた事業部の営業はすべて男性で、接待に女性社員を連れて行くことはナイ)、役員向けのイベントの時にも彼のお客さんに講演いただいたので、某一流メーカーの社屋に連れて行っていただいたり、お客様と一緒の飲みにも同席させてもらったりも。


彼女も一緒に、よく朝まで飲んでカラオケしたりする、飲み仲間でもありました。
ほんと、彼らと過ごした中野の夜は、楽しい楽しい思い出です。


そして、私がだんなと結婚したのもこの二人が実はキューピッド。

うちのだんなさんが、彼のすぐ下に配属されたこともあり、彼女と私と4人でのんだりカラオケしたりしてたのです。
そうして急接近した私とだんなは、それぞれ付き合っていた人と別れて結婚に向けて突っ走り、
付き合いはじめて5ヶ月で結婚をきめ、そこから4ヵ月後にグアムで挙式をあげたのでしたなあ。。。。

人をこんなに傷つけてまで幸せになろうとしていいんだろうかとか悩んだりもしたし、人に言われたりもしたけど、やっぱり自分を押し通さないといけないことだったんだと、今でも信じていますけどね。
実際あのときの決断は間違っていないと、今の家庭をみて自信を持ちます。


っと、脱線。脱線。


それぞれに思い入れの深い二人が結婚し、周囲の祝福に包まれて幸せそうに笑っている姿をみて、彼らと過ごしてきた色々な日々=若さの象徴の日々がよみがえり、ああ、ほんとによかったなあ、、、としみじみ思ってみたり、また、2児の母となった今の私を思い、あの頃からずいぶん時間が流れているんだなあと実感したり、なんだか色々な思いがこみ上げてきて、ホロリとしました。


何はともあれ、おめでとう。末永く、お幸せに。

嬉しくて泣けた一日でした。






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Last updated  2005.03.02 06:06:00
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