テーマ:自分育て(71)
カテゴリ:私的考え・つぶやき
先週・今週と2日間にわたり、朝から夕方まで「広報力を磨こう」というセミナーに参加してきました。
場所は、わたしの母校のお向かい。東京ウィメンズプラザ。あのまちをこども2人つれて歩くのはなんか感慨深い。 10年前の私は、何をしてたっけ、、、なんて。 (といいつつ、10年前はもう卒業していた・・・ショック!!) 朝10時からの講座に間に合うように子供と一緒に表参道まで行くのは結構大変・・・ だったけど、とてもとても充実したセミナーとなりました。 そもそもは、私も関わる「NPO法人せたがや子育てネット」の広報担当として参加しないかと、他のメンバーから紹介してもらったのですが、NPOとしても、amigo事務局としても、カラーセラピストとしても、私個人としても、いい勉強になりました。 今回は、地域で子育て支援に関わる人たちにむけてのセミナーだったので、みんな共有している物があったから余計によかったのかな。 シェアしたい詳細はいっぱいあるのだけど、いくつか響いたこと。 NPOの役割は、 ひとりの「困った」をみんなの「困った」に。 ひとりの「嬉しい」をみんなの「嬉しい」に。 そもそもNPOって何ですか?とたまに聞かれ、アウアウとコトバに詰まってしまうのですが、「非営利団体組織です」といってもなかなか雰囲気が伝わらない。 (厳密に言うならば、営利を目的ではなく、特定の分野で社会貢献活動を行う団体で、事業で得た利益を出資者などに分配せず、次の事業にまわすという組織運営のをしている。) でも、こうやっていうと、自分でもよくわかる。自分達のミッションが。 ありがちなキャッチやギョーカイ用語の危うさをしる。 ついつい仲間内、業界内で使いがちな言葉は、外から見るとよくわからないものが多い。 「外に伝えること」を意識したことばを使うこと。 発信力は、受信力。 振り向いて欲しい人に振り向いてもらうためには、どれだけ相手の思いに寄り添えるかがポイント。 伝えることは、聴いて欲しい人の気持ちにどれだけ寄り添えるか。 チラシや媒体が、領収証になっていないか。 必要なことや大切なことは書いてあるけれど、雰囲気が伝わらなければ、それは領収証とおなじ。 自分達らしい空気、雰囲気をどう伝えるか。 コトバに体温を。 上記と同じく。自分達らしいことばで、自分達の思いを乗せる。 そして、 まず相手を信頼する。想像力を奪わない。 ということ。 チラシなんかを作り始めると、ついつい色々と盛り込みたくなったり、 手に取る相手を思いやるつもりで、懇切丁寧に記載したり、誤解や誤りのないような表現にしてしまいがち。 でも、それって結果的に相手の創造性を奪ってしまっている。ってことなのだ。 そして、間違いのない内容は、一方通行であり、コミュニケーションをうみださない。 ふーん。以上。 どんなものなのかしら?と考える時間や どれどれ?ふむふむと読む時間。 質問する機会や、 頼る機会や、 手助けする機会 そんなコミュニケーションを奪ってしまうそうです。 伝えたいことや思いはたっくさん。色々あっても、 伝えることを絞る勇気。 手を出さない勇気。 この二つは、私がずーーっと課題だと思っていることだし、相手を信用していないってことだよな。私が正しいと思っていることだよな。ってわかってること。 伝えることは、相手に寄り添うこと。受信力。 相手を信用して、いっぱい説明しない。 相手の創造性・好奇心・興味・・・・ そんなものを引き出せるような広報の内容にしたいと思うし、人との関わりも、そんな余白を持ちたいと思う。 信頼と創造は、密接なつながりなのだ。 自分の中にある創造性を引き出すためにも、自分に理由付けやジャッジをしないことが必要。 そして、こどもとの関わりも。 いろいろと、感じ入った。 じっくり、「わたしがつたえたいこと」についてもう一度考えてみたいな、って思った。 とてもいい講座となりました。 今回講師を務めてくださった吉田理映子さん(市民活動情報センター・ハンズオン!埼玉 副代表理事 広報プランナー)は、NPOや市民活動を支える広報について、いろいろな地域で講座を開催しているようです。 今月末には、調布にもくるみたいだし、 公益・非営利センター東京さんにも講師として色々な講座に関わっていられるようです。 NPOとか市民活動の広報をされているかたを対象としている講座です。 機会があったらぜひどうぞ参加してみてください。 世田谷にも来るみたいです。(どこで情報見たんだったっけな・・) お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2006.01.21 01:43:13
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