～はればれといこう～　子育てはハンディじゃなくキャリア！はたらくを創造しよう。☆cherryの日記。

楽しみにしてたサーフィンが雪で中止となり、時間ができた。

なにをしようかと思っていて思いついたのは、心の深いとこで「いきたいなー」と思っていた美容院に行くということ。

ずーっと髪を切りに行きたくて行けていなくて、
青山のBeautriumへ数回通ったのだけど、どうしても表参道が心理的に遠くて。
（母校がすぐ近く。よく知った場所なのに、やっぱ今の私にとっては人がいっぱいいるところは、疲れるのかな・・・。）

で、ぐずぐずとしていたのですが、ついに今日、あそこへ行くのだ！と思い立つ。

ライチさんのブログで紹介されていた美容院なのですが、
やCooさん、亜莉さん。そしてヨガのまゆみ先生なんかもそこへ行っているというのを聞いていたので、あたしも行ってみたいなぁ、と思ってたんだけど、それがついに今日来ました。

ネットで調べてみたのだけどなかなか見つからないので、Coo♪さんにお電話する。彼女も雪でお仕事がキャンセルになったというのをブログでみていたので、迷わず電話。

タイミングなんだなあ。すぐつながったし。

今日やっているかわからないけれど、と言われたのだけど電話してみたらたまたまキャンセルが出たので14時半からなら大丈夫って。

きゃー

ベストな時間。私もそのくらいの時間がいいと思っていたのだ。

またまた「今日だったんだわ！」と確信。

いつもなら「一緒に行きたいぃぃぃ～！」とかいう子ども達も、今日はあっさり「髪の毛きりに行くの？いいよ～」とご快諾。
旦那に子ども達を託して、雪道を歩く。

府中からバスなのだけど、乗り継ぎも良くてちょうどいいくらいの時間になった。遅刻気味で家を出たのに、やはり導かれているのかしら。

と思ったハズなのに！

バスを降りてからありえないほどの道間違い！！30分も遅刻してしまった！！！


車も運転するし、私はあんまり迷子にならないはずなのに、（といいつつ、徒歩のときはNorth　Headだと地図がいまいち読めない。）
住所から地図を探してプリントアウトまでしていったのに、なぜだ！

数回電話をして、途中までお迎えにきてもらって、やっとたどり着いた・・・

雪の中、あんなに沢山歩くとは・・・

またしてもタダモノではない空気を感じる。あたしがあんなに迷子になるなんて、不思議すぎる・・・。


そして、たどり着いた場所。

ステキなところだった。ほんとに。雪の日にはじめていけて、私は幸せだ。


ライチさんがブログに（ライチさん、勝手に引用ごめんなさい～）

半地下の、美しいサロンです。
枯れ葉のつもったお庭が上方に見え、陽が斜めに差し、
木の床に陰を作り、イーゼルに立て掛けられた鏡に自分が映り、
木の椅子、アンティークな感じのソファ、静かな音楽、
点描の大きな絵が3点、、、夜空のような、、、

もう、まるで映画！
または宮沢賢治のお話にでてきそうな美容室です。

ヘアアーティストというよりはヘアセラピスト、
でも私の実感としては信頼できる庭師のような方でした。

なぁんて書かれていたので　（そのくだりをよんでみたい方はライチさんのとこへどうぞ）とてもワクワクとして行ったのですが、

本当に、ワンシーンを切り取ったような場所でした。
雪がまた、美しい。

シンプルで心地よく、窓の近くの椅子の上におかれた赤いキューブのオブジェ？（なんだろうあれ？）と、その隣のろうそくの炎が、まるで暖炉のよう。

30分も遅刻してしまったせいで時間があまりないから、集中していきますね。また今度ゆっくりとお話しをしましょう・・・・

といって始まったヘアカットなんだけど。


思っていたとおりの方で、とてもうれしくなった。

どんな感じでしょう。と聞かれて、

今は髪の毛を伸ばそうと思っているのだけど、なかなかこまめにカットできなくていたみがすごいのと、これからはカラーリングじゃなくてヘナとかナチュラルな方向に行きたいと思っていて。

ということをお伝えする。

なるほどなるほど、わかりました。で、じっとみる。
それから、「はじめに手を触らせていただいていいですか？」と断ってから、わたしの手を両手でつつむように握る。
なにかを感じとっているようだ。


「なにを感じてるんだろう。私はなにを発して、伝えてるんだろう・・・・」と、ドキドキ。ドキドキしてるんだけど、ぐぐっと息をひそめてしまうような感じ。


そして彼の一言目。

うん。とてもいいですね、とてもいい髪です。
繊細だけど、丈夫。丈夫だけど、繊細。そんな感じの髪の毛です。



うーん。

のっけから、響く。まるで私のようではないか！いやほんとに。


ポツリポツリと話す言葉は、とても深い。

どうも、こういうスタイルだとか、これがいいとか、いいようにいじられるのはいやな感じのようですね。

とか。

「まるであたしのことみたいです」といったら、そう思われるならそうでしょうし、でも、どうやったって、遠いはずはないですよね。と。


髪の毛一本一本も、わたし。
細胞レベルにもわたしがあるのだ。


わたしの髪は、細いのだけど多くて、確かに丈夫。

もとはすごいストレートな素直な髪なのだけど、髪の毛が前に前にと向かって生えている。（ここにも前向きさが・・・笑）
どんなシャンプーでもだいたいヘイキ。トラブルにはならない。

パーマはかかりにくく、取れやすい。


それも、わたしだってことね～！


でも、それにかまけて手入れをしなかったので、今はすごくぎしぎしからまってしまう。枝毛とかじゃなくて、こんがらがるの。
それがすごく気になっていて、もうちょっとちゃんとかわいがってあげたいと思って、、、といったら


そうですね。どうやら、大切に、というか、ずっと気にかけていてほしいようですよ。と。


素材は、とてもいいものなのだそう。
だけど、そのせいで自分でも気がつかずに負荷をかけてしまったりストレスになっていたり。

ガっとやって、その後にほぐしたりできればいいのだけど、もともとはそうではなく、自分のペースで、淡々とやるほうがいいのかもしれないって。


・・・なるほど。



他にも珠玉のコメントを沢山いただいたのだけど、ひとつ感じたことは、
わたしは自分が思っているよりも、おっとりと過ごせる人間なのではないかということ。

エネルギーがあって、ポジティブで、バイタリティと行動力がある。という風に捉えていたし、精神的にもタフだと思っていたんだけど、
今はそうじゃなくて、もっとゆったりと過ごすことが必要なのかなって。

それはすごーくそう思ってたし、だからこそ「丁寧に暮らしたい」と思ったわけなんだけど、それは実はたいそうなチャレンジなのではなく、ギフトなのではなかろうかと・・・・。


「きっと、今日だったんですね」
「鍵は、あきましたって感じですね」

という言葉を何回か言っていたのだけど、ほんとそんな感じです。


わたしの手を握ってなにを感じたか聞いたんだけど、「開花前」だそうです。


なんか、今はまだ雪の下に眠っている種が、自分の中にあるようで、ささやかな火がそこにともったような気さえします。


機会があればまた次回にゆっくりと、、っておっしゃってたけど、
もう、もちろんもちろん！


わたしの髪の毛は、特に切らずにほおっておいても大丈夫だそう。
そうしていれば、あるべきところに収まって、調和してスタイルになっていくから。

今回はあまり変えていませんけど、
空気や、余白を、育てていくんですね。って。

これもこないだ、日記に書いたことば。
「余白」


ブラシも使わず、手でさわってあげること。
それから、ナチュラルな植物オイルを使ってあげること。
そうやって、気をつけて触れていれば髪がプルプルになってくるし、そうなっているときは、きっとわたしも調子がいいとき。

髪も、わたしなのだ。あらためて。かわいがらねば。

ヘアカットは、調律のようなものなのですって。
「調律」って言葉、実はわたし。とても引っかかってる言葉なんだ。

Synchronic　Tea　Partyというお茶会を開催しているのだけど、そこに「音叉」という言葉を使ってる。
自分の想いと、普段の自分。同じ思いを持つ人たち。場を共有する人たち。

それぞれが響きあって調律しあう場にしたいし、カラーセラピストとしてのわたしも「音叉」でありたいと思っているから。


彼が「調律」といったことで、私も思い出したことが色々あった。


そして、１３の月の暦だと今月は共振の月。
共振の月のエッセンスは「調律」。行動は、「呼び起こす」。

そして、今週は「Synchronicity」


今日だったのだなあ。

スピ系発言ですが、しみじみとそう感じているのです。
大切なことが、呼び起こされた気がします。
思い出したってよりも、呼び覚ましたって感じ。



今年は「うつくしくいきる」を裏テーマにすえているのですが、これって「わたしの素材」を通して、隠されざるわたしを受け止めることに他ならない。

肌、髪、表情、からだつき。
いろんなわたしを大切にしたいってことなんだな。自分がそう思ってる。
今のわたしを、わたしをかたどるものから感じたい。



自分を酷使せず。
のびのびさせてあげたいなあ。今年は。

黄色い種の年ですから、開花宣言かなあ。



なりたいわたしになるとかっていうのではなく、
もともとの素材のわたしでよく生きたい。と思う今日この頃です。


次に行くの、たのしみだなあ。なんとなく、春に行きたい気分。

（そうそう。カットした見た目はほとんど変わっていません）