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~はればれといこう~ 子育てはハンディじゃなくキャリア!はたらくを創造しよう。☆cherryの日記。

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2006.08.05
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毎年8月第一土曜日は「コマスプ」というイベントがあり、
かれこれ15年くらい続いています。


コレは何か、というと「小松川スプラッシュ」というのが
正式名称、略して「コマスプ」です。


さらに「小松川」とはなにか、というと
私の出身高校。都立小松川高校のことですスマイル

小松川高校時代の友達と一緒に、片貝海岸へ海水浴に行き、
花火大会を見るというイベントのことを「コマスプ」と命名して
楽しんでいるわけです。


愛する高校時代の友達たちと、大切な家族たちと一緒に九十九里で
楽しい日々を過ごしてまいりました。

高校時代の友人といっても、男女混成チーム。
卒業以来数々の夜や思い出をともにしてきた大切な友人たちで、
そんな彼らとの日々も今年で18年目。

高校卒業してからの日々が、生まれてから高校卒業までの日々と
ちょうど同じだけの長さになりました。

20年が間近に迫ってくるなんて、なんだか本当に驚くけど、
あっという間だったなー。

コマスプは夏の風物詩。色々な思い出がありまする・・・

友人のおばあちゃんが住んでいたおうち。
朝からしこたま飲み、酔っ払い、日に焼け、夕方早めに
あがっておばあちゃんちで水道を借りてシャワーし、
おばあちゃんがつけてくれた漬物や冷やしてくれていた
果物を食べて、みんなで畳の上で昼寝をした。

その後、花火大会(それが毎年8月第一土曜日なのだ)に
みんなでいって目の間にふってくるような大きな大きな
花火をみて叫び、錦糸町へもどって朝までカラオケをし、
勢いがあればその次亀戸のデニーズへいって「誰が一番
先に結婚するか」とかくだらない話題で盛り上がったり
した。

男子と女子の混成なので、時に疎遠になったりもしたけど
(婚期とか、出産とかね。女はやはり身軽に今までどおりに
 動けるわけじゃないから)
細々とこのイベントなんかを通じて私もつながってきました。

結婚してからもだんなと一緒に参加したし、
子どもを生んでからも一応参加はしていた。

が、なんとなく、今回参加してみて、あらためてみんなと
つながったような気がしたのでした。

彼らは、ほんとに親しい友達たちで、私はこの男友達たちの
存在にどんだけ救われているか、と思う。

別にしょっちゅう会うわけじゃないし、すんごい親しいとか
深いテーマを共有するとか、そんなわけじゃないんだけど
男と女の間に友情は「普通に」存在する、ということを
彼らを通して実感している。

普通に、というのがポイント。

友情というのは、そんなに堅苦しいものでもなく、普通に
共有できるものだってこと。

それを人生の早い段階で実感できたことは、私の自己肯定感を
支えてくれているように思う。

オトコとか、オンナとか、そういうことでなく気の会う人たちは
集っていくものなのだ。という当たり前のこと。
サークルの仲間とは違う思い入れがある。
(サークルはやはり男女の出会いの場だった気がするけど
 都立の地味な高校生はやはり"芽生え前"だから、変な
 ヤラシサがない。)

途中、彼女たちがキャピッ♪目と増えてきたときがあって、
「エセ小松川」を名乗っていたときは、正直面白くなかった・・・

彼女たちに気を遣う男性陣がなんとなくむかついたわ・・・

女子が苦手だった私。

付き合い始めのカップルの女子が、彼の男友達に気に入られようと
キャピっ★としたり、逆に露悪的に振舞ったりするのが
まーーーーいやらしく思えたのでした。(若いぜ、あたし。)

共学女子の意地だ。
あたいたち、彼らが16のダサ坊の頃からしってんのよ。
同じ高校で学ランとセーラー服着て毎日すごしてたんだから!
みたいな。

よくわかんない理屈。
とにかく、愛着のある人たちなのです。


だけど、しばらく距離を置いている間に、そんな彼女たちは
いなくなったり、そのまま続いて「奥さん」になっていたりして、
小松川男子&そのパートナー女子、というのが当たり前の
光景になってきた。

子どもたちも、すっかりみんなと遊べる年になり、私もほどよい
距離感を楽しめる余裕がでてきて、なんだか朗らかにすごした。

おじちゃんたちにあそんでもらって喜ぶこどもたち。
だんなもだんだん彼らになじんで、一緒にいてくれる。

10年間通っているお蕎麦屋さんにヒサビサにみんなと一緒に行き、
(子どもが小さいときは遅れて参加してすぐ失礼してた)
10年間やりつづけている「2品しばり」というくだらない遊びを
続ける私たち。
(男子は一人2品頼まなければならない。でもざるそばは
 一品にカウントされない。というルール。そして残しては
 ならず、"喜んで!"食さねばならない。くだらないわ・・)


そばやのおばちゃんも私たちをすっかり覚えてくれていて
「ひとり2品頼む人たちでしょ、おぼえてるわよー」なんて
声をかけてくださる。

10年通うと覚えてもらえるんだなあ。

子どもたちもみんなと一緒にご飯を食べ、会話をし、母の
いないところでお姉ちゃんたちと一緒にカブトムシを見たり
犬に触ったりしている。

こうやって、他のオトナの中に混じるのも、イイですな。

6家族+5人。
総勢20名近くが座敷に一列に座ってだらだらすごす。
寝てしまうオットあり。いいなあ、だらっとすごす日本の夏。



「近いうちに、もう一列つくりたいねえ」という男子のことばに
私は本当に同意する。

みんなの子どもたちと一緒に、毎年毎年の楽しみの場に
していけたらいいなあ。


今年の秋には、高校1年生のときに行った蓼科の寮に泊まりに
行こうかと計画中。



心から安心して付き合える友達がいるのだということ。
そして、また次に会うのを楽しみにできるということ。

距離感もまたいいものだと思う。

自分の根っこにある、大切な高校時代でつながっている
友達たちの存在は貴重だ。

ずっと変わらずあだ名の「のんちゃん」で呼んでくれる
男友達がいるって、結構うれしいことです。

はやく女子ももどってこないかなー
親友たち(女子)と一緒に、またこの時間を分かち合いたいです。

「たかちゃん」と「おおもりくん」にあそんでもらう息子。
komasupu1


とうちゃんも、なじんでくれてます。
奥さんの男友達と親しいだんなって、結構イイと思います。
komasupu2

ママっ子なのに、満面の笑顔で「おおもりくん」に肩車
される娘。
komasupu3

あたしも、お父さんの高校時代の先輩「じゅんちゃん」が見せてくれる
手品が大好きだったな。

そんな懐かしい思い出をこどもたちに届けたいとひそかに決意する
母でした。

ともだちって、やっぱ元気をくれるな~
とくにこの人たちは特別だけど。









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Last updated  2006.08.07 21:50:27
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